ミスターオリンピア 2020で3位になってからステージから遠ざかっているPhil Heath (フィルヒース)ですが，非常に素晴らしい状態を披露しており話題になっています．
今回は，フィルヒースの近況アップデートについて皆さんとシェアしたいと思います．
フィルヒースとは
Phil “The Gift” Heath (フィルヒース)は，1979年アメリカ生まれのプロボディビルダーです．身長は175 cm，体重は108-125 kg程度と言われています．
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彼は，2005 NPC USA Championshipsで優勝することでIFBB プロカードを取得し，プロカードを取得した翌年行われた2006 Colorado Pro，2006 New YorK Proでいきなり 優勝を果たします．
ミスターオリンピアには2008年から出場し，ミスターオリンピア 2008では初出場で3位になり，オリンピア 2009では5位 (確か，このとき彼は胃腸に何らかの問題がありながらコンテストに出場したと記憶しています．) ，オリンピア 2010では2位，そして，オリンピア 2011から2017まで7連覇します．
The Giftと形容される様に，彼の特徴と言えば，生まれ持った筋肉の大きさ及びその質感ではないでしょうか．特に，背中，腕の大きさは他の選手を凌駕しています (余談ですが，今では背中は彼のストロングポイントですが，昔は弱点部位だった様で，Jay Cutler (ジェイカトラー)に勝つために週二回トレーニングしていた様です．)．特に背中に関して，彼の背中の立体感は，他選手と比べると別次元であり2017年のオリンピアでShawn Rhoden (ショーンローデン)に敗れはしましたが，その背中の凄まじさは全選手一と言っても過言ではありません．
7連覇中，確かにフィルヒースは絶対的な強さを誇っていたのですが (そのため，彼はこのまま10連覇くらいするのではとも言われていました)，彼は優勝するたびに議論の的となっていました．それは，彼が，連覇を重ねるごとにサイズは大きくなっていたのですが，その分，バブルガットと呼ばれる様に，ミッドセクションのコンディションがどんどん崩れていったためです．
このため，彼のミッドセクションはよく議論の的となっており，彼の復帰可能性及び優勝可能性はこのバブルガットが握っていると言っても過言ではありません．
フィルヒースの近況アップデート
フィルヒースの近況アップデートですが，以下の投稿で知ることができます．
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この投稿を見ると，彼が「引退した」と考えるのは時期尚早なのではないかと感じてしまいますね．
フィルヒースは相変わらず腕が素晴らしい
今回の投稿ですが，とにかく，フィルヒースの良さである腕の大きさが非常に際立っています．
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フィルヒースの腕の良さというのは，ミスターオリンピアの歴史の中でも指折りであるということが言え，それがコンテストに出場していない2022年現在でも健在であることを考えると，彼がまだコンテストに向けて準備しているのではないかと感じてしまいます．
ただ，フィルヒースの脚は気になる
今回のポージングでやや気になることとすれば，脚のサイズ感でしょう．
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以上のミスターオリンピアのバックステージでの様子から分かる通り，フィルヒースは，そこまで脚の弱い選手ではありません．
ただ，2020年に2年ぶりステージに立った際には，オリンピアのヘッドジャッジであるSteve Weinberger (スティーブワインバーガー)は、彼の脚のサイズが気になるということを指摘しており，今回の投稿を見ても上半身に対して彼の脚の細さというのは若干気になる部分ではあります．ただ，あくまでも，これはコンテストの準備をしていない状態であるため，コンテストに向けて本格的に準備すれば彼の脚のサイズは戻るのではないかと考えられます．
彼は現在コンテストにも出場していないのにも関わらず，有酸素運動を積極的に行っているという情報もあり，何らかの準備をしている可能性があります．以上を総合すると，2023年に向けて，フィルヒースがコンテスト復帰する可能性についても期待してしまいますね．
終わりに…
今回のフィルヒースの状態ですが，現在，ミスターオリンピア 2022の出場を決めている選手でも，「彼の上半身に勝つことができる選手というのは少ないのではないか」と感じる位，彼の状態は素晴らしいです．
やはり気になるのは彼のミッドセクションになりますが，現状それについてはほとんど情報がなく，「彼がコンテストに復帰するかどうか」というのは彼のミッドセクションの状態が大きな鍵を握っていると思います．
