Michal Krizoがミスターオリンピアで活躍する条件

Michal Krizo コンディション

EVLS Prague Pro (プラハプロ) 2022で優勝し,ミスターオリンピア 2022の出場権を獲得したMichal Krizoですが,その仕上がりの悪さは多くの人が指摘しており,彼がミスターオリンピア 2022で活躍することは難しいと考えられています.

そんなMichal Krizoが,ミスターオリンピア 2022で活躍するための条件について,Samir Bannoutが指摘している動画を見つけたため皆さんとシェアしたいと思います.

Samir Bannoutとは

Samir Bannoutは,1955年レバノン出身のプロボディビルダーです.身長は,170 cm,体重は88.5 kg-93 kgだったと言われています.

彼は主に80年代に活躍した選手です.

彼は,World Amateur Championships 1979, Light Heavyweightクラスで優勝することでプロカードを取得します.

プロ転向した翌年1980年からミスターオリンピアに出場し,ミスターオリンピアには1980年から1984年,1988年から1992年,1994年までの11回出場し (1984年と1988年の間にブランクがあるのは,他団体であるWABBAのコンテストに出場したための処分である様です.),ミスターオリンピア 1983年で優勝するなど素晴らしい成績を誇っています.

彼の体重を見ると分かりますが,1990年台の選手と比較すると著しく体重が軽いことがわかります.彼がミスターオリンピアを制した1983年において,彼の体重は196 lbs (=88.9 kg)であり,これがオリンピアで制した選手の中で体重が200 lbs (= 90.7 kg)以内だった最後の選手です (ここから,オリンピアは,Lee Haney (リーヘイニー),Dorian Yates (ドリアンイェーツ)とサイズ重視の時代に入っていきます.).

Michal Krizoとは

Michal Krizoは,1986年生まれのスロバキア出身のボディビルダーです.身長は182 cmで体重は,118 -130 kgであり,個人的には.「IFBBエリートプロにしては,IFBBプロの様な体型をしているな」というのが第一印象になります.

 

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この写真を見れば分かる通り,非常に身体が大きいですよね.ただ,上半身が大きくてもウエスト周りが細く,まさにV字の体型を体現している存在であると言えます.また,腕まわりが非常に素晴らしく,特に上腕二頭筋まわりの太さは58 cmを超える様です.これら2つの特徴に埋もれがちですが,下半身ももちろん素晴らしく,大腿四頭筋はとんでもないことになっています.

彼は,2018年と2019年のアーノルドクラシック in ヨーロッパで優勝しており,IFBBプロリーグが2017以前の状態だったならば,理論上はミスターオリンピアに出場することができたはずでした.しかし,2017年に,IFBBプロとIFBBエリートプロが分裂したことがきっかけで,彼は,「IFBBエリートプロ」ということでオリンピアに出場することはできませんでした.

Samir BannoutがMichal Krizoに必要なものを指摘した動画

Samir BannoutがMichal Krizoに必要なものを指摘した動画は以下です.

動画の作成元は,Old School Labs™です.

動画の長さは1:41:00です.

Michal Krizoに足りないものとは

多くの人は,プラハプロ 2022のMichal Krizoの状態を見てミスターオリンピア 2022での活躍は難しいと予想していますが,一方で,Samir Bannoutはまだ彼がトップ6に入る可能性があると考えています.

I look at [Michal] Krizo and I don’t look at the 280 or 320 pounds. I look at the package. I look at this small diamond calves, good hammies, enough glutes and really his back could be better for sure, but not bad.

Taking it into consideration, the other contestants that he is going against — they’re not that pretty all around. This guy has a complete overall look. He looks good except I still agree he needs to improve his back, his stage presentation — if he does all that, honestly, I can see him still making the top six for sure,

私は彼を見るとき,サイズには目を向けていません.私はパッケージを見ているのです.この,小さなダイヤモンドのようなふくらはぎ,良いハムストリングス,十分な大臀筋,そして背中は確かに良くなっているかもしれないが,悪くはないです.

それを考えると,彼が対戦する他の選手たちは全体的にそれほど美しくありません.この選手は,全体的に完成されたルックスを持っています.でも,背中とステージングを改善する必要があると思います.それがすべてうまくいけば,正直なところトップ6には入れるでしょう.

つまり,Michal Krizoはストラクチャーが素晴らしく良いため,細かい部分を改善すれば彼はまだトップ6に残る可能性あるということを指摘しています.実際,彼はコンディションが良くないのにも関わらず,プラハプロ 2022で優勝しており,その理由は,前述した通り彼のストラクチャーの良さであると言えます.

ただし,以上でも少し指摘していますが,Michal Krizoにも課題があることを指摘しています.

Right now, all he needs to work on is conditioning and practice posing – more posing. Exactly like you said, point and shoot, and have control over every body part. His calves should be showing one like that, he doesn’t show the diamond of his calves. He doesn’t show it right. He has to flex his hamstrings and calves and glutes simultaneously. And he needs to pay attention to his rear delts so his back pops a little bit more.

今すぐに彼が取り組むべきことは,コンディショニングとポージングの練習です.皆さんが指摘している通り,ポイントを絞り,身体のあらゆる部分をコントロールすることです.ふくらはぎのダイヤモンドを見せられない.ちゃんと見せていない.ハムストリングスとふくらはぎと大腿筋を同時に曲げなければならない.そして,背中がもう少し良く見えるに,三角筋に注意を払う必要があります.

Samir Bannoutは,80年代に活躍した選手であることから,ポージングには非常に気を使っている印象があり,特に,彼からするとMichal Krizoのポージングは気になっていることが以上の発言から分かります.

ポージング,コンディショニングについては,IFBBプロリーグ基準にアジャストする必要があるということですが,ミスターオリンピア 2022までの短い時間の中で大きく改善できるかは疑問が残るところではあります.

終わりに…

Michal Krizoは,特にコンディションについてはアマチュア時代から甘い部分があり,長らくそれでやってきたこともあり,急にそこまで良くなるのかは疑問が残るところではあります.ただし,Samir Bannoutが指摘するように,実際に彼がコンディションが良くなるだけで,トップ6に入る可能性は十分にあると思います.

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