“規格外”の腕トレをするLevan Saginashviliとは

トレーニング界隈では,最近はストリクトカールという,いわば「EZバーカールで何 kg扱えるか」を競う競技が密かなブームになっています.

その中で,記録を更新するために,まさに”規格外”のトレーニングをするLevan Saginashviliという選手を見つけたので,皆さんとシェアしたいと思います!

Levan Saginashviliとは

Levan Saginashviliは,1988年ジョージア生まれのプロアームレスラーです.身長は191cmで,体重が170 kg,前腕部の太さは50 cm,上腕二頭筋部の太さは60 cmとその企画外の大きさと,強さから,彼は,”Georgian Hulk”という愛称で親しまれています (前腕と上腕二頭筋で太さが10 cmしか変わらず,しかも,前腕が50 cmもあるというのはもはや意味がわからないですね….).

 

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Levan Saginashviliは,インスタグラムの写真などで見るとそこまで迫力がないのですが,実際にアームレスリングの試合などをみるとド迫力です.

今回彼を紹介するのは,トレーニング風景が凄まじいからなのですが,プロのアームレスラーとしても大活躍しており,世界アームレスリングチャンピオンに7度,ヨーロッパアームレスリングチャンピオンに6度,2019年のトップ8と呼ばれる大会での優勝,2017年にワールドカップでの優勝など,輝かしい戦績を誇っています.

Levan Saginashviliの驚愕の腕トレ

Levan Saginashviliの腕トレについては,以下の動画が非常にわかりやすくまとめられています.

まず,イントロの段階で,片腕で車を引っ張ったり,スイカを破壊している時点で只者でないことはわかると思います.

今回の動画で紹介されているトレーニングですが,以下になります.

  • シーテッドEZバーカール (120 kg,チーティング有り)
  • シーテッドEZバーカール (130 kg,チーティング有り)
  • スタンディングEZバーカール (142 kg,チーティング有り)
  • ワンハンドダンベルプリーチャーカール (105 kg,チーティング有り)
  • プリーチャーカール (約156.5 kg,トップサイドのみ)

腕トレには重すぎて想像ができません笑.

今回,ほぼすべての種目でチーティングを使ってのトレーニング内容になるのですが,それでもこれだけの重量を扱えるとはかなり凄いです.個人的に,一番驚いたのが,ワンハンドダンベルプリーチャーカールでしょう.多くの日本のゴールドジムにおいてある高重量のダンベルが200 lbs ( = 約90.7 kg) ですから,それよりも15 kgほど重いダンベルをプリーチャーカールしているということになり,もはや意味がわかりません.

以上の種目をトレーニングベルトを使ってはいますが,他にリストラップやエルボースリーブなどのサポーターを一切使っていないというのも特記事項であり,個人的に本当に凄いと思います (常人なら,重りを上げ下げする前に,まず手首,肘が壊れると思います.).

終わりに…

アームレスリングの選手を見ていると,前腕が発達しているだけで腕の印象が大きく変わるということを毎回思い知らされます.

前腕のトレーニングは,毎回,少しやって終わりにすることが多いのですが,こういう動画を見ると,「しっかりと時間をとって実施すること」,また,「アームカールを行う際にはサポーターに頼らないで実施することでしっかりと前腕も刺激すること」の重要性について再確認できますね.

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