先日,マッスルコンテスト JAPAN 2020が終了しました.
このマッスルコンテスト JAPANですが,なんと,プロクオリファイのコンテストでした (一部,プロコンテストでした).
今回はその結果について皆さんに公開したいと思います.
マッスルコンテストとは
マッスルコンテストは,世界中で行われており,日本ではFWJ (旧NPCJ)がIFBBプロリーグと包括的な契約を行ってから,JBBFが主導で行っている印象があります (ゴールドジムで大々的に宣伝もしていますしね).
マッスルコンテストは,トレーニングの本場アメリカでは結構ポピュラーらしく,NPCの大会を22個,IFBBプロの大会を14個プロデュースしている様です.
ただ,こうしてみていると,マッスルコンテストをJBBFが主導で宣伝しているのって大丈夫なんでしょうか.色々な利権が絡んでいそうなのですが….
マッスルコンテスト JAPANでは以下のアマチュアでは以下のカテゴリーが行われました.
- メンズフィジーク
- クラシックフィジーク
- ボディビルディング
- ビキニ
- フィギュア
- ウーマンズフィジーク
アマチュアのコンテストとなるため,身長で細かくクラス分けされています.
今回の大会は,プロオリファイということで,各クラスの優勝者が最後にオーバーオールという形で誰が一番かを競い,最終的に1位だった選手にIFBBプロカードが与えられました.
各部門でのオーバーオール優勝者
以下がオーバーオールの優勝者になります.
メンズフィジーク
メンズフィジークカテゴリーはブトヤ・ブワナット選手です.
クラシックフィジーク
クラシックフィジーク部門はゾウ・ユンチャオ選手です.
ボディビルディング
ボディビルディング部門はスラチャイ・プランゲイム選手です.
ビキニ
ビキニ部門は福田志保選手です.
フィギュア
フィギュア部門はメラニー・ブナオ選手です.
ウーマンズフィジーク
ウーマンズフィジーク部門はメラニー・ブナオ選手です.
ビキニの福田志保選手が快挙を成し遂げました!
福田さんですが,年齢は32歳で普段は産業機械メーカーでOLのお仕事をされているみたいです.どうやらyahooニュースにもなっていたようですが,わずか競技歴3年でプロカードを取得した様です (凄すぎます!).
他,日本人の選手も多数出場しており,クラス別での活躍は目立ちましたが,オーバーオールで優勝したのは福田さんだけにになりました.
マッスルコンテスト 2020で思ったこと
今回のコンテストを見ていて感じたのが,やはり,フィジーク競技の人口が多いこともあってかレベルが高かった印象があります.
現在,世界的にフィジーク競技がブームであり,フィジークは比較的身体が小さいと言われている我々黄色人種でも世界と互角に戦い易い競技と言われています.その関係で,今回のマッスルコンテストは日本での開催ということで,参加者の多くはアジア圏の人が中心でしたが,「アジア圏の人にも人気が高かいフィジークのレベルが高かったのでは」と考えています.
流石にオーバーオールになれば,どの部門もレベルが高いのですが,やはりフィジークだけは周りと違うかなという印象でした.裏を返すと,昔ならばボディビルディングの部門に出場していた様な選手もフィジークに出場しているケースが多いため,フィジークの部門のレベルは上がるのですが,逆にボディビルディングの部門のレベルが下がってしまい,個人的には少し寂しい気がしました.
終わりに…
競技歴,わずか3年で,しかも普段はフィットネスのお仕事をされていない福田志保選手がプローカードを取得したとは,やはり快挙だと思います!
やはり普段フィットネス関係の仕事をしている人が活躍しているイメージの強い,ボディメイキングの大会でこのような経歴の選手が活躍するのを見ると,非常に刺激になりますね!