マイプロテイン,カーボクラッシャーへの虫混入経路が判明

マイプロテイン プロテインバー 昆虫混入経路

プロテインバーに大量の虫が混入していたことで,品質管理に大きな疑問が投げかけられているマイプロテインですが,第三者の調査により虫の混入経路が判明しました.

今回はこのニュースを皆さんとシェアしたいと思います!

マイプロテイン,カーボクラッシャーへの虫混入経路の調査

マイプロテイン,カーボクラッシャーへの虫混入経路についてですが,マイプロテインの公式サイトに調査結果について報告があります.

長々と書いてあるため,要点をまとめます.

事件の調査

マイプロテインが4名の顧客から,「プロテインバーに虫が混入している」という情報を受け,シンガポールにある倉庫を48時間封鎖した (この倉庫は,マイプロテインが管理しているのではなく第三者が管理していた模様.).

シンガポールの倉庫を封鎖した理由としては,全社の倉庫を調査した結果,問題が発生しているのはシンガポールの倉庫から出荷されたものであることが判明したから.

虫混入の原因

虫混入の原因は,イギリス-シンガポールの輸送中にパッケージに虫が付着したのが原因である.

封がされているのにも関わらず,パッケージの内部に虫が付着していたのは,パッケージの不具合,輸送中の温度状態が起因しており,さらに,倉庫のあったシンガポールでの高温多湿状態が虫の発育を助長した.

実際の被害状況であるが,シンガポールの倉庫にあった13000枚のパレットのうち,5枚が虫の被害を受けていた様子 (ただ,パレット5枚というのがどれくらいの量に相当するのかはわからない.ただ,その後に,問題のカーボクラッシャーを注文したのが3000件とあるため,少なくもこれくらいの数はあると想像される.).

マイプロテインの対応

虫混入の問題を受け,以下の様な対応を行った.

  • カーボクラッシャーの包装をプラスチックへ変更
  • サプライチェーンの見直し,監査
  • カーボクラッシャーの保存状態の改善 (冷蔵保管)

マイプロテインの発表を受けて

今回のマイプロテインの発表を受けて,第三者に調査を依頼したことを評価する一方で,マイプロテインの品質管理,顧客への対応については疑問が残るところでした.

今回の品質問題が,実質的にはマイプロテインとは異なる企業が管理責任を負う部分で発生しているため,マイプロテイン独自の内部調査では膿を出し切ることができず,その問題に対して第三者を使って徹底的に調査を行ったということは評価することができます

一方で,今回の調査で判明したプロテインバーの倉庫での「ずさんな管理状態」に関しては,プロテインバーの保存状態は改善するとありますが,他の製品はどうなんでしょうか.プロテインバーの保存状態がこの有様ですから,他の製品の保存状態が芳しくないことは十分に考えられます.特に,マイプロテインは,サプリメントからウェアーまで大変,幅広い製品を取り扱っていることに特長がありますから,それら全てに適切な保存を施してほしいところですが,恐らくそうなってはいません.プロテインバーに限らず,全ての口に入る製品に関して同様の保存,包装の改善を行っていただきたいというのがユーザーの本音ではないでしょうか.

さらに,私が一番問題だと感じたのが,今回の調査内容の報告形式に関してです.これだけ,大きな問題になった事柄であるのにも関わらず,公式サイトを確認しないと調査結果を確認できないというのは,これはどういうことなのでしょうかマイプロテイン自体,SNSでの評判を通じてユーザーを増やしているのですから,SNSを通じて調査結果の報告をするのが妥当であると考えるのですが,それすらありません.

今回問題となったカーボクラッシャーを購入した顧客はごく一部分にしか過ぎませんが,その他のマイプロテインの製品を購入している方は,自分自身の商品の品質状態が非常に気になっているはずであり,それを今回の調査結果を元に判断するにも関わらず,それを拡散しようとする意思が見受けられないマイプロテインは,そもそものコンプライアンスが欠如しているのではないでしょうか.

終わりに…

今回の一件を受けて,マイプロテインの品質管理は非常にまずいと感じました.高温多湿で虫が繁殖するのは誰もが知るところであり,それに対する対応が不味過ぎました (イギリスの企業であるため,アジア特有の問題にまで目を向けられなかった可能性があります.).

翻って,iHerbですが,iHerbでは自社の倉庫について以下の記述があります.

全ての物流センターでは、23-24℃(華氏74-75度)の涼しい温度管理された環境を保っており、乳酸菌などの冷蔵や冷凍が必要な商品のために、中を歩き回れる大規模な冷蔵庫と冷凍庫を完備しています。

今回の一件があるまでは,倉庫をこの様な温度状態にする意味がいまいちわからなかったのですが,商品の品質及び虫の繁殖を防ぐという目的があったのですね.

関連記事