デキスタージャクソンも昔は細かった!

デキスタージャクソン 変化

ミスターオリンピア 2020にて現役を引退することが発表されている”The Blade”こと,デキスタージャクソンが非常に興味深い投稿をインスタグラムにて投稿しているのを見つけました.

今回は,この投稿を皆さんとシェアしたいと思います!

デキスタージャクソンの進化

デキスタージャクソンの気になるインスタグラムの投稿ですが,以下になります.


この投稿ですが,”#throwbackthursday  (TBT)”呼ばれる,「木曜日に自分自身の過去の姿を投稿する」というインスタグラムにて良くある試みです.

その試みで,デキスタージャクソンは自分自身の昔の姿を現在の姿を比較する大変興味深い投稿をしています.

今回の投稿では,左のデキスタージャクソンの年齢は明らかになってはいませんが,恐らく,20代のときではないでしょうか.このときの体重ですが,インスタグラムの投稿によると,137lbs ( = 約62 kg)しかなかった様です.この写真が,ポージングをとっていることから「仕上がり体重が約62 kg」と考えられますが,それでもかなり細いですよね.

翻って,右のデキスタージャクソンはいつ撮影したかは定かではありませんが,恐らく体重は230ポンド ( = 約105 kg) くらいではないでしょうか.両者を比較すると,もちろん,右のデキスタージャクソンの方が素晴らしいのですが,細いときから,特に腕まわりなんかは現在の片鱗を見ることができますね.

以上より,デキスタージャクソンは恐らく20年以上かけて40 kg以上もの増量に成功しているということが言えます.

デキスタージャクソンの昔との比較を受けて

今回取り上げた投稿をみると,デキスタージャクソンの様なトッププロも血の滲む様な努力をしたのだと考えられます.

ボディビルダーはもちろん,トレーニングは厳しいですが,それ以上に体重をコントロールする上での食事が厳しいという話は良く聞きます.特に,以上の比較写真から分かる通り,デキスタージャクソンは細身の選手でしたから,体重を増やす上では相当な努力をして食事をしていたということは想像に難くありません.

デキスタージャクソンは,ロニーコールマン,ジェイカトラー時代からトップを争う非常に息の長い選手であり,息の長い選手でいたということは,もちろん,彼自身の才能もありますが,相当な努力をしていたのでしょう.

そんなデキスタージャクソンですが,オリンピア 2020で引退するということは非常に残念です.ただ,彼のインスタグラムからの投稿から分かる通り,オリンピアへの準備は着々と進んでいる様です.アーノルドクラシック 2020 in コロンバスオハイオでは,ウィリアムボナックに次ぐ2位だったこともあり,2020年で引退と言いながらも,やはり,デキスタージャクソンがミスターオリンピア 2020での注目選手であることに違いはありません

 

2021/05/20追記:

オリンピア2020でデキスタージャクソンは9位に終わりました.オリンピア 2020でのデキスタージャクソンのコンディションは正直言って芳しくありませんでしたが,それでも,50代を超えてもなお,現役で戦っていたのは素晴らしかったです.現役生活,お疲れ様でした.

終わりに…

デキスタージャクソンは,プロの選手であるため,我々一般人との比較は簡単にはできませんが,デキスタージャクソンがそうであった様に,サイズアップも短期間ではなく,長期間を見て「こつこつ」と進化していくことが重要ですね.

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