昨今の事情から,ジムでトレーニングをする際には,マスクの着用が義務付けられていることが多いと思います.
一度ニュースで,使い捨てマスクを汗で「びしょびしょ」にしている人がインタビューを受けているのを見て,「これは嫌だな」ということで,布製のマスクを使っていることが多いのですが,その中でトレーニング中のマスク求める性能について考えてみました.
今回は,トレーニング中に着用するマスクに求める性能について皆さんとシェアしたいと思います!
洗えること
まずは,マスクが洗えることだと思います.
基本的に使い捨てマスクでも,エタノール等で除菌すれば繰り返し使うことができるのですが,個人的には汗がかなり付着したものは洗いたいです.使い捨てマスクも,「使って捨てる」という用途で無限にあれば良いのですが,週に何回もジムに行くことを想定した場合,それだとかなり不経済です.
以上の観点から,マスクが洗えるということは非常に重要であると思います.
通気性が十分であること
次に,通気性は確保して欲しいです.
ただ,これは賛否両論だと思います.通気性が良すぎると,そもそもマスクをしている意味がなくなってしまうためです.ただ,マスクをしながらトレーニングをしたことのある方なら分かるかと思いますが,マスクは想像以上に蒸れる上に,息をし辛いです.
「マスクが蒸れる」ということについて,私なんかは肌があまり強い訳ではないため,マスクをしながらトレーニングを行なったことによって,特に顎周りの肌質が悪化したと感じています.また,「息がし辛い」ということについて,あまり息の上がらないトレーニングなら良いのですが,特にBig3を中心とするトレーニングではセットの時間が長くなるとかなり息が切れてきて,マスクがあることにより非常に息苦しいという経験をしています.
以上の点から,マスクの通気性に関しては十分にあって欲しいですね.
速乾性が十分であること
次に,速乾性は重要だと思います.
マスクは,基本的に,吐息に含まれる水分,汗によってどんどん水気を含んでくるのですが,速乾性が悪いと水を含んだ状態が継続し,ものによってはさらに通気性が悪化するというマスクもあります.また,水気を含んだことによって,マスクの全体の重量が増大し,マスクが最初の位置からずれてくるという問題が発生することがあります.
以上の問題は,正直,トレーニング中にはかなり鬱陶しいため,マスクの速乾性は重要であると思います.
顔にフィットすること
次に,マスクがフィットすることは,医学的にもトレーニング的にも非常に重要です.
マスクがフィットすることで,所定の場所意外から自身の吐息が漏れにくいこと,また,第三者の飛沫が侵入しにくいということが医学的なメリットとして挙げられます.トレーニングをする上では,マスクがフィットしないと,かなり気を散らすためフィットするマスクは非常に重要です.
市販のマスクの多くは,サイズを選ぶことができ,顔にフィットするものを購入することができるケースが多いのですが,注意していただきたいことが自身でマスクを作る場合です.最近では,マスクの型紙の作り方なる動画が多く公開されていますが,マスクの形の種類が多く,人によっては顔にフィットしないマスクというものも存在します.そのため.特に,市販のマスクを使わないという方は注意しましょう.
個人的に,白でない方が良い
最後は,非常に個人的な話になりますが,生地は白でない方が便利だなと感じています.
これは,私がトレーニング中にサプリメントを飲んでいるときに気づいたのですが,サプリメントに色がついている場合,横着してサプリメントを飲んでいると口の周りにサプリメントがついており,そのままマスクをするとマスクにサプリメントの色が着色するからです.この着色したマスクですが,マスクが厚手ならば色が目立たないのですが,マスクが薄いと色が表面に浮き上がってくるため,かなり恥ずかしいです.しかも,サプリメントは基本的に着色料が入っていることが多く,例え洗うことができるマスクでもシミになって残ってしまう可能性が高いです.
この経験から,私の様な横着な方はマスクの生地は白でない方が良いのだろうなということを強く感じました (ただ,黒マスクなんかも,こっちはこっちで良い印象があまりないため,非常に難しいところです.).
終わりに…
正直,マスクをしないでトレーニングできるのが一番なのですが,昨今の事情を見るとそれは非常に難しそうですよね.
各スポーツメーカーはこぞってマスクを販売していますが,これら全ての条件を満たすマスクはなかなかなさそうですよね.また,抽選販売で非常に手に入りにくいという問題もあることから,やはり,良さそうな生地を見つけて自分で作るのが一番なのでしょか….