ロニーコールマンがオリンピア 2019を斬る

ミスターオリンピアにて90年代前半に活躍したのがドリアンイェーツであり,彼は,今年のオリンピアの勝者であるブランドンカリーに対して,「90年代のラインナップならばブランドンはトップ6にも入れない」というという評価を下していました.

この問題に対して,ミスターオリンピアを史上最多タイの8連覇をしていたロニーコールマンが今回,彼自身の見解について示している動画をみつけたため,それを皆さんとシェアしたいと思います.

ロニーコールマンのミスターオリンピア 2019への印象

ロニーコールマンのミスターオリンピア 2019に対する批評に関する動画は以下になります.

(それにしても,相変わらず,ロニーコルマンの英語は聞き取りにくいですね…)

ロニーコルマンが活躍したのは,90年代後半から2000年代初頭にかけてですので,今回の動画では彼がミスターオリンピアを獲得するために,試行錯誤をしていた90年代後半のボディビルダーと近年のボディビルダーとの比較になります.

結論としては,「今年のオリンピアの上位選手は90年代ならばトップ6にはいれない」ということです.

90年代と近年のボディビルダーの違い

今年のオリンピアの上位選手は90年代ならばトップ6にはいれない」理由として,ロニーコールマンは,自身の当時の身体と比較しながら以下の様に述べています.

“(近年活躍しているボディビルダーの写真をさして)彼らの写真を見てくれ.彼らは実際のダイエットをしている様に見えて,真のダイエットをしているわけではないんだ.誰も,コンディションが極まっている選手がいないだろ?”

確かに,彼らの身体は非常に良い.だが,自分や,フレックスウィーラー,ケヴィンレブローニー,ショーンレイと比較すると大きな違いがあることが分かるはずだ.近年のボディビルダーでは,このラインナップを崩せないはずだ.”

以上の様に,ロニーコールマンが述べているフレックスウィーラ,ケヴィンレブローニー,ショーンレイを考えると確かにその通りかなと思ってしまいます.

まずはフレックスウィーラーです.

 

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Put all the bullshit from the past and your view…. — Don’t look back, you’re not going in that direction…. #leave #moveforward #

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次に,ケヴィンレブローニーです.

 

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The best view comes after the hardest climb. #levrone #borntoovercome

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最後にショーンレイです.

 

こうして改めてこのロニーコルマンとこの3人をみると,確かにロニーコールマンの言っていることは正しいかなと思わざるを得ません.以上の3人ですが,サイズも確かにすごいのですが,コンディショニングも非常に優れています.そのため,ロニーコールマンが前述した様な結論を出すのも納得がいきます.

やはり,ロニーコールマンのサイズ感が別次元でったため,彼に対抗するためには,サイズで劣ってしまうためコンディショニングを突き詰めるということを行っていた結果だと思います.

この様に,時代によってレベルの違いが出てしまうのは,ボディビルディングが比較の競技であるため,時代ごとの強者のレベルに依存してしまうためだと言っています (確かに,ロニーコールマンの存在感は別次元でしたしね…).

最後に,ロニーコールマンは,以上の様に述べて言ることを前提に,フィルヒースだけは例外で自分の時代だも十分に戦えると言っています.

終わりに…

今回紹介した3人のボディビルダーは非常にレベルが高く,90年代後半のジャッジが「サイズ寄り」でなければロニーコールマンでさえ,彼らに勝てたかどうか怪しいというのはあると思います (一方で,近年はコンディションが重要視されています.).

その中でも,同等の戦いが展開できると名指しされたフィルヒースはやはり別格なんですね.

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