Dorian Yatesが2019年のオリンピアを斬る

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Dorian Yatesと言えば,往年の名ボディビルダーですが,そんな彼が2019年のオリンピアについて語っている動画を見つけました.

今回は,Dorian Yatesの2019年のオリンピアの結果に対する見解を皆さんとシェアします.

Dorian Yatesとは

Dorian Yatesとは,1962年生まれのイギリス出身のプロボディビルダーです.身長は177.5 cmで,体重は115.7 kg-120.2kgです.

彼は,Phil Heathに次ぎ,ミスターオリンピアを6度制覇しているトッププロです (現役は引退しています).

彼は,通称,”地下拷問場”と称されるイギリスのTemple Gymでトレーニングをしていたことで有名です (現在は建て替わっているため,現在のTemple Gymとは異なります).Arnold Schwarzeneggerの様な華やかなボディビルダーとは対象的に,メディアへの露出は極端に低く,コンテストも非常に限られたものしか出場しないことから,”The Shadow”という愛称で親しまれていました.

彼は,Mike Mentzer考案のヘビーデューティ法を積極手にトレーニングに取り入れていたことで有名であり,彼が”GAME CHANGER”と言われる様にサイズ重視のボディビルディングの礎を作ったと言っても過言ではありません.

彼については,「ドリアン・イェーツのすべて」を参考にされると非常によく理解できると思います.

動画はこちら

情報源はこちらになります.

Dorianも歳をとったなぁという印象ですね.

この動画で語られていることは以下の通りです.

  • オリンピアは”かつてのオリンピア”ではない
  • Brandon Curryは90年代だったらトップ6に入れない
  • Brandon Curryの身体は昔だったらオリンピアの6週間前の身体

オリンピアは”かつてのオリンピア”ではない

オリンピアのカテゴリーが増えているため,この様なことを言っている様です.確かに,昔はボディビルディングというカテゴリーだけでしたが,今は,メンズフィジーク,クラシックフィジークなどカテゴリーが多くなっています.これは,フィットネス業界全体が,ボディビルディングよりもフィジークの様な競技の方が人気になっているためであり,オリンピアも興業という側面を考えるとフィジークの人気を無視できないと思います (この件に関しては,Jeremy BuendiaとDexter Jacksonが激論を交わしていたと思います).

 Brandon Curryは90年代だったらトップ6に入れない

「セパレーション,コンディショニングに欠ける」からというのが主な要因の様です.私は,どちらかというとサイズかなと思ってしまいます.youtubeにも90年代から2000年代初頭のコンテストの映像が残っていますが,サイズが現在とかなり違うことに驚かされますジャッジの傾向として,近年は,クラシカルな身体を評価するという動きが顕著であるため,選手たちもそれに合わせて身体を作っています.そのため,単純に「トップ6に入れない」という様な判断は安直すぎると思います.

Brandon Curryの身体は昔だったらオリンピアの6週間前の身体

流石にこれはないかなと思います.90年代のボディビルディングでは,コンディショニングよりもサイズを重視する傾向があり,現在はコンディショニング重視する傾向があるため,6週間前の身体ということはないと思います.

終わりに…

人は歳をとると,「自分の時代は良かった」という様なことを言うのは万国共通な訳ですね.時代の異なるボディビルダーを比較するのは,その時代のジャッジの流れもありますし,フェアではないかなと思いました.

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