嬉しいニュースが入ってきました!
2019年6月末に中国北京で行われたアマチュアオリンピアで,湯浅幸大選手がメンズフィジークのオーバーオールで3位にIFBBプロになりました!
以下速報になります!
湯浅幸大選手とは
湯浅幸大選手は,NPCJのフィジークのトップ選手として認識されていますが,元々は日本のもう一つのボディビル団体であるJBBFのボディビルの選手でした.
元々ボディビルの選手だったことから,下半身の筋肉もかなり発達しています.今回のアマチュアオリンピアでは,メンズフィジークとクラシックフィジークにエントリーするという離れ業を行っていましたが,本業ではないクラシックフィジークでも入賞するなど,その実力は他カテゴリーでも認められています.
私は,正直,彼のクラシックフィジークでの活躍に対しては懐疑的でしたが (ポージングのルーティン,求められるバルクの質が異なるためです),写真を見て驚きました.
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普段は,インスタグラム等でフィジークの格好で目にすることが多いため,下半身のバルクについて少々懐疑的だったのですが,この写真を見て,改めることになりました.やはり,トップ選手になると,見えない部分の筋肉のつき方も違いますね…
湯浅幸大選手,IFBBプロに
湯浅幸大選手,IFBBプロになったという情報ですが,以下のインスタグラムの投稿によります.
湯浅幸大選手は,ここ2-3年の間でもっともIFBBプロに近いと言われていたトップ選手でした.プロカードの門戸が日本人にも大きく開かれた昨年から,幾度もプロクオリファイに挑戦してきて,クラス別で優勝することはできるのですが,各カテゴリーの優勝者の中から優勝者を決めるオーバーオールでは苦戦を強いられていました.
その中で,今回,クラシックフィジークとともにエントリーした中で優勝するとは非常に素晴らしいです.特に,今回湯浅選手がIFBBプロカードを取得したのは,年間に数回,世界各国で行われるアマチュアオリンピアというコンテストであり,オリンピアの名前を冠することから普通のプロクオリファイよりもコンテストのレベルが高いのが特徴です.そのため,プロカードも上位3選手に付与するというものになっているのですが,そのレベルが高い中できちんとオーバーオールで上位3位に入賞するとはさすがとして言いようがありません.
個人的な考えですが,いつもとは違うクラシックフィジークに出場することにより,気分を新たにしたかったのかもしれませんね.
終わりに…
これで日本人のメンズフィジークにおけるIFBBプロは4人になりました.元来,メンズフィジークでの日本人選手のレベルの高さは世界的にも知られていましたが,この4人やそれに続くであろう人が切磋琢磨して,将来的にはオリンピアのステージで日本人選手がしのぎを削る姿を見たいですね!