オリンピア 2020にて,驚異的なコンディションで優勝したビッグラミーですが,彼は元々,コンディションに難がある選手でした.
そのため,一部では,彼がオリンピア 2021にて同様のコンディションを披露できるか疑問がある人々もいる様ですが,それについて,彼のコーチの一人であるDennis James (デニスジェイムス)には方策がある様です.
今回は,ビッグラミーのオリンピア 2021に向けたコンテスト準備について,皆さんとシェアしたいと思います!
ビッグラミー,オリンピア 2021に向けた準備について
ビッグラミーのオリンピア 2021に向けた準備については,オリンピア主催者が投稿した以下のインスタグラムの投稿で知ることができます.
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今回の動画ですが,12:05という比較的短めの動画にまとまっています.
今回の動画で述べられていることは,ビッグラミーのオリンピア 2021の準備についてです.ビッグラミーですが,Chad Nicholls (チャドニコルズ)とデニスジェイムスに師事している中で,今回はデニスジェイムスが今回のインタビューではビッグラミーと共に,質問に答えています.
オリンピア 2021では更に進化したビッグラミーを見れる?
オリンピア 2021に向けて,ビッグラミーが取り組んでいることについて,以下の様に述べられています.
“We have a plan from last year, me and Dennis (James) and Chad (Nicholls) are prepping for 2021 like we never had the Mr. Olympia before. We need to make big changes for the weak points if we have that, and we need to change everything. I think we’re working for that and we are ready for 2021,”
= 我々には,昨年からの計画があり,私とデニスジェイムスとチャドニコルズは,これまでのミスターオリンピアは見られなかった様な身体にすべく,2021年に向けて準備を進めています.弱点があるならば,それを大きく変える必要があり,すべてを変える必要があります.私たちはそのために取り組んでおり,2021年の準備ができていると思います.
ビッグラミーの弱点について,オリンピア 2020以前ならば,確実に「コンディション」というのが挙げられてきたと考えられますが,オリンピア 2020の仕上がりを見る限りでは,彼の弱点として「コンディション」を挙げるのはフェアではありません.
オリンピア 2020の仕上がりを見る限りでは,ほとんど弱点がないと言えるビッグラミーの身体で重箱の隅を突くように弱点を挙げるならば,背中のディテールでしょうか.ビッグラミーの背中は,確かに,分厚く,広いのですが,Brandon Curray (ブランドンカリー),Phil Heath,Hadi Choopanと比較すると背中の立体感が欠ける様に見え,改善する必要があるとすればそこになると思われます.
また,ビッグラミーのコーチであるデニスジェイムスは,オリンピア 2021にて更に素晴らしいビッグラミーのコンディションを披露するために秘策がある様であり,それが,オリンピア 2021の2ヶ月前にアメリカ入りさせるということです.
オリンピア 2020では,ビッグラミーは,他の選手と比較して早い段階である3週間前にアメリカ入りしており,そこでデニスジェイムスと共に,コンテスト準備をしていました.
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2021年に予定しているのは,そのおよそ3倍の2ヶ月であり,3週間前にアメリカ入りであのコンディションでしたから,2021年は相当なコンディションのビッグラミーを見ることができるのを期待することができます.
終わりに…
オリンピア前のアメリカ入りの時期について,2020年のHadi Choopanを見ればわかるとおり,オリンピアに対してかなり余裕を持ってアメリカに入国できれば,それだけ,長時間のフライトでダメージを受けた肉体を回復することができるわけですから,有利に働きます.
2021年のビッグラミーは2ヶ月前にアメリカ入りするということで,相当なコンディションを期待してしまいますね.