2022/06/17-19に行われるIFBBプロリーグのコンテストであるPuerto Rico Pro (プエルトリコプロ) 2022の出場者が判明しました.
今回は,この情報を皆さんとシェアしたいと思います!
プエルトリコプロ 2022出場者
プエルトリコプロ 2022のオープンクラスボディビルディングの出場者ですが,以下の通りです.
- Maxx Charles
- Marc Arthur Dautruchee
- Jonas Giatras
- Theo Leguerrier
- Hassan Mostafa
- Andrea Muzi
プエルトリコプロ 2022では,メンズフィジークやクラシックフィジークも開催されますが,それぞれ,オープンクラスの3倍近く出場者がいるというのが,最近の流行を物語っていますね….
注目はHassan Mostafa
プエルトリコプロ 2022で注目なのは,やはり,Hassan Mostafaでしょう.
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Hassan Mostafaは,1979年生まれのエジプト出身ののプロボディビルダーであり,身長は172 cm,体重は約118 kgであると言われています.
彼は,2018年にプロカードを取得し,その後,プロコンテストを転戦し,Indy Pro 2019で3位,Tampa Proで5位, NY Pro 2020で4位,NY Pro 2021で3位,Chicago Pro 2021で6位,オリンピア 2021では13位の成績を残しています (オリンピア 2020,2021で優勝したビッグラミー,Indy Pro 2021で2位になったMohammad El Emamもエジプト出身であることを考えると,エジプトは本当に優れたボディビルダーが多いです.).
彼の身長と体重を見れば明らかである通り,彼は典型的な中東選手の様に,サイズが売りの選手であり,プロ転向してからそこまで時間は経っていませんが,彼のサイズの素晴らしさは特に2021年シーズンのコンテストで顕著でした.
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特に,脚の大きさについては目を見張るものがあり,上の写真はNY Pro 2021のものになりますが,脚のサイズだけならば優勝したNick Walkerとほぼ互角だったと表現することが可能です.
ただ,「典型的な中東の選手」と表現したことからも推察できる通り,彼の課題はコンディショニングであることは明白でした.彼は,2021年に,前述した通りオリンピア初出場となったわけですが,オリンピア 2021に出場するために多くのコンテストに出場しました.多くのコンテストに出場するということは,それだけコンディショニングのピークを何回も持ってくる必要が出てくるのですが,彼は,コンテストに出場する度に,バブルガットが顕著になってくるなどコンディショニングがやや悪化する傾向が見れ,このことからも,彼がコンディションに課題があるのは明白でした.
2022年の彼ですが,インスタグラムでの以下の比較の投稿が非常に印象的でした.
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これは左が彼が6位になったChicago Pro 2021の1日前であり,右がプエルトリコプロ 2022の3週間前ですが,明らかに,今シーズンの彼の方が状態が良いことが言えます.具体的には,2021年の彼は全体的に筋肉のセパレーションがはっきりしていないことが言えますが,2022年の彼は背中の凹凸がはっきりして筋肉のセパレーションが際立っていることが言えます.
しかも,2022年の彼は,減量の一つの目安と言われている下背部までしっかりと絞れていることがわかり,状態はかなり良さそうであることが伺えます.
以上の写真ですが,コンテストからまだ時間がある状態でこの仕上がりであることから,彼のプエルトリコプロ 2022での活躍は期待できると思います.
終わりに…
プエルトリコプロ 2022ですが,今回紹介したオープンクラスボディビルディングの他に,メンズフィジーク,クラシックフィジーク,212 lbs,ウェルネス,ビキニ,フィギュア,フィットネス,フィジーク,ウェルネス,ウーマンズボディビルディングが開催たされるという非常に大きなコンテストであることには驚きましたね.