アーノルドクラシック 2022のジャッジが議論を呼んでいる

ブランドンカリー vs ウィリアムボナック

Brandon Curry (=ブランドンカリー)の優勝で幕を閉じたアーノルドクラシック 2022 in コロンバスオハイオのオープンクラスボディビルディングですが,大方の予想の通り,そのジャッジが議論を呼んでいるようです.

今回は,アーノルドクラシック 2022の議論を呼んでいるジャッジについて皆さんとシェアしたいと思います.

アーノルドクラシック 2022 in USA直後のウィリアムボナックの投稿

今回の議論を呼んでいるジャッジですが,それは,優勝したブランドンカリーと2位のWilliam Bonac (=ウィリアムボナック)についてです.ウィリアムボナックは,アーノルドクラシック 2022 in USAの直後に以下のような投稿をを行っております.

 

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William Bonac(@william_bonac)がシェアした投稿

今回の投稿で彼が述べていることは,以下の通りになります.

What in the God’s name do I have to do more?

One thing I can look myself in the mirror knowing me and my coach @thedietdoc and training partner @candrick29 and my wife @sueyenne7 did everything possible could do to get this win. Unfortunately I wasn’t good enough, and came short in the eyes of the judges.

We will get back to the drawing board and come back, and keep coming back until I can’t be denied!

一体全体,これ以上何をすればいいのでしょうか?

一つ言えることは,私とコーチである@thedietdoc、トレーニングパートナーの@candrick29,そして妻の@Sueyenne7は,この勝利を得るためにできることはすべてやったと鏡の中の自分を見ることができるということです.残念ながら,私は十分な力を発揮できず,審査員の目には映りませんでした.

初心に戻りまた戻ってきます!私が否定されないようになるまで、また戻ってきます.

ウィリアムボナックも述べていますが,今回のウィリアムボナックはこのように述べても妥当と言えるくらい仕上がりが良かったです.確かに,ミッドセクションがコントロールできてきていないという課題はありましたが,それでも,全体的なコンディション,サイズに関しては明らかにブランドンカリーよりも良かったと思います.

リープリーストもジャッジについて疑問を持っている様子

往年の名選手の一人であるLee Priest (=リープリースト)も今回のジャッジについて,以下の動画で疑問を述べています.

動画の作成元は,Rx Muscleになります.

動画の長さは1:04:29になります.

今回の動画では,リープリーストとKing Kamaliがジャッジについて疑問を述べていますが,今回はリープリーストのものを紹介します.

What I saw on the video, even yesterday  Bonac looked like he could have won. I thought he came in… he didn’t lose anything. I thought he came in tighter and full today. And Brandon looked about the same if not maybe a little softer. So, if they can say it was close, it was close. But looking at them side by side, pretty much every shot Bonac looked like he was a clear winner,

ビデオで見た限りでは,昨日もボナックは勝てそうな感じだったんですけどね.彼は…何も失ってはいないと思いました.ファイナルでは,彼は,よりタイトでフルな状態で入ってきたと思います.ブランドンも,少しソフトになっていたかもしれないが,ほぼ同じように見えました.だから,彼らが「惜しかった」と言えば,「惜しかった」んですが,2人を並べてみると,どのショットもボナックが勝っているように見えました.

リープリーストも述べているように,今回はかなり接戦だったものの,ポージングごとに比較するとウィリアムボナックが勝っていたポーズが多かったという点には同意することができます.

終わりに…

恐らく,今回のジャッジというのは,「アーノルドクラシックだから起きた」ということも考えられます.アーノルドクラシックは,その名前を冠するアーノルドシュワルツネッガーが基本的にミッドセクションの肥大をかなり嫌っているという点は周知の事実であり,そのような点をかなり考慮した可能性があります.

実際,ブランドンカリーのコンディションは決して良くはありませんでしたが,ミッドセクションに注目すればウィリアムボナックよりもタイトにコントロールされていたため,それが影響したということは十分に考えられます.

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