Pittsburgh Pro (ピッツバーグプロ)は,毎年,トッププロがゲストポージングを行うことで非常に有名す.
ピッツバーグプロ 2023では,Derek Lunsford,Nick Walker (ニックウォーカー),Samson Dauda,Big Ramy (ビッグラミー),Hunter Labrada, Shaun Claridaというとんでもない面々がゲストポージングを行いました.
今回は,この情報を皆さんとシェアしたいと思います.
ピッツバーグプロ 2023でのゲストポージングの動画
ピッツバーグプロ 2023でのゲストポージングの動画は以下が参考になります.
動画の作成元は,Nick Strength and Powerです.
今回の動画の長さは6:14です.
今回はゲストポージングということで,パンツの長さは人それぞれですが,Hunter LabradaとShaun Claridaは本番用のものを着用していることがわかります.
2023年も目立っていたのはDerek Lunsford
今回のゲストポージングで目立っていたのは,やはり,Derek Lunsfordでしょう.
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上の動画を見ればわかりますが,Derek Lunfordの身体の完成度の高さがわかります.
彼は元々背中が強い選手であり,隣に並んでいるNick Walkerは背中がそこまで良い選手ではないのですが,両者を比較するとDerek Lunsfordの背中の完成度の高さが伺えます.背中の厚みはNick Walkerの方が凄まじいですが,凹凸間や細かいディテールについてはDerek Lunsfordが素晴らしく,おそらく,背中に関してはステージの上で最も素晴らしかったと言えます.
脚に関しても,やはり非常に強く,脚がかなり強い選手と言われているNick Walkerとほぼ互角でした (ただ,トータルのポージングでみると,脚の大きさはやはりNick Walkerの方が素晴らしく,この辺はさすがだと感じました.).
オフシーズンでコンディションが悪くなる中で,バキュームポーズを披露していたのも,非常に好印象で,おそらく,オフシーズンでもサイズアップしすぎないように注意を払っていると考えられますね.
Samson Daudaは明確なサイズアップの意図があることがわかる
Derek Lunsfordに並んで素晴らしかったのが,Samson Daudaです.
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Sasmson Daudaは,ストラクチャーが非常に優れている選手である一方で,アーノルドクラシック 2023 in コロンバスオハイオで明らかになった通り,サイズにはやや課題があります.このことから,ミスターオリンピア 2023に向けて,サイズアップに注力しているのは明確であり,今回のゲストポージングの彼の状態を見ると,ここまでサイズが良い選手だったのかと改めて感じました.
彼は元々身長が高い選手であることから,他の選手と比較してもサイズをつけることができる肉体があるということであり,彼がサイズをつければ,正直,手をつけられない選手になると思います.
ビッグラミーも決して悪くないが…
今回,注目されたのは,2022年はドタキャンで参加しなかったビッグラミーですが,個人的にはそこまで悪くなかったと思います.
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ビッグラミーはそもそも,オフシーズンでそこまで体格が大きく崩れる選手ではなく,今回もゲストポージングではあるものの,そこまでコンディションは悪くありませんでした.
ただ,気になったのが大腿四頭筋です.彼の大腿四頭筋の大きさについては言及する必要はありませんが,ミスターオリンピア 2022から顕著になっているのが,筋肉が溶けているような感じでセパレーションがなくなっているという点であり,それは今回も散見されました.
肝細胞治療を実施して,アーノルドクラシックではやや改善傾向があったため,実際のところは良くなっているのかもしれませんが,今回のゲストポージングを見ただけだと,やはり結構気になるところではあります.
終わりに…
ピッツバーグプロは,やはり,毎年,ゲストポージングをする選手のラインナップが非常に豪華ですね.
2023年もDerek Lunsfordがよかったということで,彼のミスターオリンピア 2023での活躍に注目が集まります.