Pittsburgh Pro (ピッツバーグプロ)は,毎年,トッププロがゲストポージングを行うことで非常に有名であり,ピッツバーグプロ 2022では,Derek Lunsford,Nick Walker (ニックウォーカー),Hunter Labrada,Brandon Curry (ブランドンカリー)がゲストポージングを行いました.
この4人の中で,Derek Lunsfordのみ,212 lbsクラスの選手ですが,他のオープンクラスの選手に劣らない素晴らしい肉体を披露していました.
今回は,Derek Lunsfordのピッツバーグプロ 2022でのゲストポージングについて皆さんとシェアしたいと思います!
Derek Lunsfordとは
Derek Lunsfordは,1993年生まれのアメリカ出身のプロボディビルダーです.身長は167.5 cm,体重は88.3 kg-93.0 kgと言われています.
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彼は,非常に才能に溢れた選手であり,2017年にNPC USA Championshipsで優勝することで若干24歳にしてプロカードを取得します.プロカード取得から1ヶ月後に行われたタンパプロ 2017の212ポンドクラスで優勝し,オリンピア 2017の獲得権を得ます.そこで,初出場ながら,オリンピア 2017では5位に入賞し,非常に注目を集めました.
それからも彼の快進撃は続き,オリンピア 2018では,絶対王者フレックスルイスに肉薄する形で2位に入賞し,オリンピア 2018を最後にフレックスルイスが212ポンドクラスから引退することを宣言したことから,ここからは,誰もがDerek Lunsfordの時代になると思いました (非常に若く,優れた肉体を持っていたからです.).
ただし,そこからは我慢の年が続きます.オリンピア 2019では,多くの人がDerek Lunsfordの優勝を予想する中で,彼のコンディションは芳しくなく2位に終わります.また,その翌年のオリンピア 2020でも彼のコンディションは一向に改善することはなく,まさかの4位に終わります.
オリンピア 2020で4位になったことを転機に,彼はコーチとして新たにHany Rambodを招聘し,オリンピア2021では彼史上,最高のコンディションを披露することで初優勝を果たしました.
ピッツバーグプロ 2022でのDerek Lunsfordのゲストポージングの動画
ピッツバーグプロ 2022でのDerek Lunsfordのゲストポージングは以下の動画です.
動画の作成元は,Nick Strength and Powerです.
今回の動画の長さは5:45です.
動画のサムネイルから,改めて,本当に豪華なゲストポージングだったことが分かりますね.
ピッツバーグプロ 2022でのDerek Lunsfordのゲストポージング
ピッツバーグプロ 2022でのDerek Lunsfordのゲストポージングですが,正直言って,オープンクラスのトップ選手と比較してもまったく遜色ないです.
まず,今回のゲストポージングについて,サムネイルの左からDerek Lunsford,Nick Walker,Hunter Labrada,Brandon Curryになります.特に,後半の3選手は何れもオフシーズンであることがよくわかる身体でしたが,その中でも,Hunter Labradaは比較的,身体の崩れ方が少ないように感じました.
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一方で,DereK Lunsfordですが,彼はオフシーズンにも関わらず,結構なコンディションだったと思います.
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このことも,もちろんDerek Lunsfordの素晴らしい点ですが,やはり,今回のDerek Lunsfrodで言えるのは彼のサイズの素晴らしさです.
動画のサムネイルでは,Derek Lunsfordは,マスモンスターと言われるNick Walkerの隣でポージングを取っているのですが,特に脚の大きさに関しては横から見た場合,両者ほぼ互角であることが言えます.
フロントポーズを取って両者を比較している訳ではないため,なんとも言えませんが,少なくとも,サイドポーズを見た限りではDerek Lunsfordはオープンクラスの選手と比較しても全く遜色なく,彼が将来的にはオープンクラス転向も視野に入れているのも納得できますね.
終わりに…
元々は,身長が低い選手のために作られたカテゴリーである212 lbsクラスですが,Shaun Claridaがオープンクラスのコンテストで優勝したり,今回のDerek Lunsfordのサイズを見ると,両カテゴリーの差が確実に小さくなっていることを感じますね.