ジムにあまり行かれた経験がない方は,正直,「何をポイントにして自分が通うジムを選択すべきが分からない」という方は意外と多いと思います.
今回は,そんな方のために,ジム通いを成功させるために,ジムを選ぶ際に重要なことを5つに絞って公開したいと思います.
ポイント1:自身の行動範囲内か
まずは,立地の問題です.
ジムを選択する上で,ジムが自身の行動範囲内にあるかどうかは非常に重要です.例えば,通勤,通学の途中にジムがあれば,その分だけ交通費は浮きますし,時間の節約にもなります.私は,以前,会社とは全く逆方向のジムに通っていたことがありますが,そうなると一回自宅に戻ってからジムに行くということになりますので時間の無駄になり,最終的には睡眠時間を削って時間を捻出していました….
無駄に時間がかかってしまうと,やはり,ジム通いというのは続き難いため,当たり前ですが,いくら設備が良いと言っても自身の行動範囲から外れた場所のジムに行かれることは私の経験からおすすめできません.
ポイント2:設備に過不足ないか
次は,設備の問題です.
ジムを選択する上で,「自分自身が何を目的とするか」によって選択するジムは大きく変わってきます.例えば,シェイプアップが目的ならばマシンやフリーウェイトが揃っているジムを選択する必要はなく,逆に,バルクアップが目的ならばマシンやフリーウェイとが充実しているジムを選択すべきです (土地が限られている日本では,やはり,何かに特化したジムというものの方が多いです.).
また,ジムに対する付加価値をどの様に判断しているかも重要です.私なんかは,基本的には珍しいマシンやフリーウェイトを置いてあることが付加価値になりますが,他の人は異なるはずであり,例えば,「更衣室に風呂がついていること」,「サウナがついていること」,「プールがついていること」など多岐にわたると思います.ここで,ジムの設備と自身が付加価値と考えていることが一致していないと,余分な会費を払っている感覚になるため,こちらもジムが長続きし難いと思います.
ポイント3:会費は妥当か
次は,金銭的な問題です.
多くの人にとって,ジムの会費はやはり重要な問題であると思います.私の感覚としては,通常の会員ならば,東京都心では1万円/月,地方中心都市で8000-1万円/月,地方都市では7000-8000円/月位が相場という印象です.前述した様に,近年では,ジムにコンシェルジュサービスをおいたり,会員数を絞ったりするなどして,ジムのブランド力を高めることで差別化を図り,それにより月会費が結構なお値段がするジムなんかもあります.
そういったことも踏まえた上で,自分自身のジムに対して使える費用とジムの会費を天秤にかけた上で判断することが重要です.
ポイント4:トレーナーの質は如何程か
次は,トレーナーの質の問題です.
これは,特に初心者の方には非常に重要な問題になります.日本にも多くのジムが存在しますが,やはり,トレーナーのレベルは雲泥の差があります.一応,大衆向けのジムの場合,それなりの研修を行うため最低限の知識を持ってはいますが,やはり,トレーニング専門のジムであるゴールドジムのトレーナーと比較すると見劣りします.
また,近年流行している24時間ジムでは,同一の会社でも店舗間でトレーナーの質の差が激しいと言う話をよく耳にします.そのため,初心者の方に24時間ジムをあまり積極的におすすめできないことはこの様なところに起因しています.
ポイント5:館内の様子は自分自身のフィーリングと合致するか
最後は,館内の様子についてです.
これは,非常に抽象的な問題になります.例えば,「綺麗なところで静かにトレーニングをしたい」という方もいれば,「ごちゃごちゃしたところでハードコアに ( = アメリカのメトロフレックスジムの様な感じ)トレーニングを行いたい」という方もいるかと思います (あまり後者の様な方はおらず,それに対応したジムは日本にほとんどありませんが,一応念のために….).
そのためには,入会する前に,やはり,自分自身でジムを見学に行かれるのが良いと思います.そうすれば,設備や客層を含めた館内の様子も伺い知ることができ,その様子が自分自身が意図しているものかどうか判断することができます.最近では,館内の様子をインターネットを通じてディジタルで確認するシステムも存在しますが,やはり,私は実際に赴いて判断することを強くお勧めします.
終わりに…
やはり,最大のポイントは自分自身の行動範囲内にジムがあることであり,そうでないと,トレーニングが好きでない人には,ジムに継続して通うということは非常に難しい問題であると思います.
また.地方の場合は,やはり駐車場の有無が非常に重要ですね.都内のジムならばそこまで重要でないですが,地方なら必須です!