Hadi Choopan,スクワット驚異の300 kg!

Hadi Choopan 300kg スクワット

オリンピア 2019にて初出場ながら3位に入賞したHadi Choopanはトレーニングかなりの重量を扱うことが多い印象です.

今回は,彼がスクワットで300 kg,しかもそこからドロップセットをしている動画を見つけたため皆さんとシェアしたいと思います!

Hadi Choopan,驚愕のスクワットのセット

Hadi Choopanが300 kgのスクワットを行った画像ですが,以下のインスタグラムの投稿になります.

Hadi Choopanはイラン国籍のため,インスタグラムの投稿は基本的にペルシャ語になります (私も調べて驚いたのですが,アラビア語ではなく,ペルシャ語とアラビア語というのはまた異なる様です.).

私はペルシャ語に堪能ではないため,一体どの様なことを言っているのかgoogle 翻訳にかけたところ,見当違いな翻訳結果が返ってきたため,ここでは省略させて頂きます (個人的な印象ですが,Google翻訳は基本的に英語の翻訳精度は近年著しく向上していますが,その他の言語はダメですね.過去に,韓国語をgoogle翻訳にかけたときも見当違いな翻訳結果が返ってきています.私の憶測ですが,英語を検索する人が多いからこそ英語の翻訳精度が高い気がしており,検索した例文をgoogle側が機械学習させているような気がします.).

Hadi Choopanのスクワットの内容

インスタグラムの投稿されているHadi Choopanのスクワットの内容ですが,以下の通りになっています.

  • 300 kg × 2回
  • 260 kg × 2回
  • 220 kg × 3回
  • 180 kg × 3回
  • 140 kg × 3回
  • 100 kg × 2回

ドロップセットの合計のレップ数としては,15回とそこまでハイボリュームではありませんが,種目がスクワットである点,高重量を扱っている点の2点を考えると,かなり負荷の高いトレーニングであると言えます (レップ数から推測するに,合計で15回となる様に調整している可能性が高いですよね.いくらドロップセットといっても,Hadi Choopanの実力的に,100 kgを2回しかできなということは考えにくいですし….).

最高拳上重量を測定するために,maxの重量だけで実施するのではなく,ドロップセットを行っています.今回,重りの数値が見えないため,扱っている重量に関してが憶測ですが,恐らく合っていると思います.びっくりしたのが,300 kgという数値であり,もはやバーベルにプレートを装填できないため,装填したプレートの上にプレートを乗せるという荒々しいやり方で300 kgという重量を作り出しています (これは,プレートがラバーで覆われているものでないと実施するのは厳しいですね….).

今回のスクワットですが,基本的にはトレーニングベルトとニーラップだけであるため,“ほぼ”ノーギア のスクワットと同じ条件であり,しかもそれで300 kgのスクワットを動画のように丁寧に実施できるのは「さすが」としか言いようがありません.このフォームで300 kgを2回実施できるため,実際はもっと高重量を扱えるはずですが,重りの装填の都合上,300 kgで実施しているといったところでしょうか.

終わりに…

Hadi Choopanが脚トレでかなりの重量を扱うことは,オリンピア 2019直前に撮影されたハニーランボットとのトレーニング動画で知ってはいたことなのですが,改めて300 kgのスクワットをみるとものすごい迫力ですね.

しかも,それをドロップセット (回数が少ないため,完全なドロップセットとは言えませんが)として組み込むあたり,やはり,トッププロはレベルが全く異なるということを思い知りました.

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