「最強の首」を持つ男として認知されているRubiel “NECKZILLA” Mosquera(NECKZILLAはゴジラと合わせた造語です)はこれまでIFBBエリートプロとして活躍していましたが,IFBBプロカードを取得した様です.
今回は,Rubiel MosqueraがIFBBカードを取得した情報を皆さんとシェアしたいと思います.
Rubiel Mosqueraとは
今回,紹介するRubiel Mosqueraは,2023年11月時点で28歳のコロンビア出身のボディビルダーです.身長は約180 cm,体重は104-111 kgです.
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彼は,2019年に実施されたSouth American Championshipsのボディビルディングの100 kg超級で優勝し,IFBBエリートプロになりました.
IFBBエリートプロであるため,彼のプロに転向してからの戦績を調べることは中々困難なのですが,2019年に行われたElite Pro Cancunで3位,同じく2019年に行われたElite Pro South Americaで2位と優れた成績を残しています.
そんな彼の最大の特徴と言えば,冒頭で述べた通り首の太さになります.どうやら,彼の首の太さは20.5インチ ( = 52 cm)ある様で,首があまりにも発達しすぎて顔よりも大きくなっています.
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この投稿を見ても,彼が如何に首が発達しているのかが分かるかと思います.
ちなみにですが,日本人男性の首の太さの平均値が35.8 cmである様なので,彼の首が如何に太いかが分かりますね.
Rubiel Mosquera,IFBBプロカード取得の情報
Rubiel MosqueraがIFBBプロカードを取得した情報は,以下のインスタグラムからの投稿で知ることができます.
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今回,彼はEVLS Prague PRO(プラハプロ)の開催前に行われたプロクオリファイで優勝することでIFBBプロカードを取得した様ですね.
Rubiel Mosqueraは「首」以外も凄い
Rubiel Mosqueraは,首が非常に素晴らしい選手ではありますが,今回の彼のポージングを見ると首以外も非常に素晴らしいことがわかります.
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首以外で彼の特筆すべき点は,彼の大腿四頭筋でしょう.フロントポーズを見て,これだけ大腿四頭筋のサイズが大きい選手はミスターオリンピアのトップ選手を見ても,あまりいません.むしろ,このレベルになると,Big Ramy(ビッグラミー)がかつて,大腿四頭筋を無制限にサイズアップしていた頃に匹敵するレベルであり,またとんでもない選手が出てきたなという印象です.
動画の作成元は,Bodybuilding and Beyondです.
今回のRubiel Mosqueraは上半身も上端に当近を中心に非常に素晴らしいのですが,課題がないわけではありません.
まず,背中の凹凸感です.やはり,IFBBプロカードを取得したばかりということもあり,背中の完成度はあまり高くありません.今回,特にフリーポーズではその弱点を隠すために,バックのラットスプレッドのポージングを短く取るなどしていましたが,この部分はこれからの課題になるでしょう.
次に,腹直筋の形状です.近年のボディビルディングでは,ミッドセクションの状態をかなり重要視しますが,今回のRubiel Mosqueraはポージングによっては,腹直筋の形の悪さが目出つものもあり,こちらも今後の改善点になるでしょう.
Rubiel Mosquera,早速,プロコンテストでトップ4に入る
プロクオリファイの後に開催されたプラハプロ 2023に,Rubiel Mosqueraが早速出場し,トップ4に入った様です.
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このトップ4ですが,Samson Dauda,Michal Krizo,Nathan De Ashaであり,ミスターオリンピアでもトップ5もしくはトップ10には確実に入る強者です.
以上の投稿から明らかな通り,以上の選手がミスターオリンピア後でコンディションが抜群に良いというわけではありませんが,それでもプロカードを取得したばかりのRubiel Mosqueraがほぼ互角の戦いを披露しています.
このことからも,2024年以降に,彼が台風の目になるのは明らかであり,今後が非常に楽しみな選手です.
終わりに…
Rubiel Mosqueraをトップ選手と比較すると,やはり身体の完成度がもう一つといったところです.コンディションはそこまで悪いわけではないため,完成度が上がればオリンピアでも非常に良い成績を残せるのではないでしょうか.