非競技者さえドリアンイェーツの4倍もの薬物を摂取する危うさ

オリンピアに出場する選手がステロイドを使用しているのは暗黙の了解であり,あまり選手自身が公言しないことが一般的ですが,オリンピアを6連覇したDorian Yates (ドリアンイェーツ)は,自身がステロイドを使用していたことを公言しています.

今回は,ドリアンイェーツが,ステロイドなどの薬物汚染がオリンピアに出場するわけでもない選手に広まっていることについて警鐘を鳴らす動画を見つけたため,皆さんとシェアしたいと思います.

ドリアンイェーツが薬物汚染について述べた動画

ドリアンイェーツが薬物汚染について述べた動画ですが,以下の動画になります.

True Geordie Xtraという格闘技,ボディビルディングのyoutubeチャンネルになります.

今回の動画の長さは12:21と動画の中では普通くらいの長さになります.

今回の動画では,インスリンやステロイドの危険性について述べた後に,昔と比較して現在では多くの人にステロイドなどの薬物汚染が進んでいることについて述べられています.

ドリアンイェーツは,非競技者への薬物汚染の進行を危惧

一昔前までは,競技者しか使用していなかったステロイドなどの薬物汚染が一般の非競技者にも進行している問題を述べる上で,そもそも,彼が現役時代だったときの薬物のプロトコルと現在の非競技者の薬物プロトコルの比較が述べられています.

We were using Trenbolone in the form called Parabolan. It came from France in 76mg. I’d probably use two of those a week. Two or three were accepted back then. That would be the maximum, so around 200mg because it’s really powerful and a little bit toxic. Guys are coming to me now that don’t even compete and say, ‘I’m on 800mg of Trenbolone!”

Trenbolone をParabolanという形で摂取していました.フランスから76mgで取り寄せ,1週間に2個は使っていたと思います.当時は2-3個が認められていました.200mgが最大であり,本当に強力で少し毒性もあるんですよ.ただ,今、競技をしない人が私のところに来て,「私はTrenboloneを800mgを飲んでいます!」と言うんです.

Trenboloneは,調べてみるとアナボリックステロイドの一種であり,非常に強い効果があるものの,腎臓や乳腺に大きな負担がかかると言われています.それを,現在では,非競技者が,”ミスターオリンピア”の4倍摂取しているというのは非常に大きな問題であり,これについて,ドリアンイェーツも危惧している様です (非競技者が,”ミスターオリンピア”の4倍摂取しているわけですから,トッププロになると恐らく,もっと摂取しているという選手もいるはずですよね.).

“I think each generation of bodybuilders is pushing the chemical envelope a little bit more, a little bit more… What I am told by people that compete or even don’t compete, they’re just taking it recreationally. I said mate, you’re taking more than I took for Mr. Olympia. You don’t need that.”

“You’re getting the benefit that you want. The recovery, the muscle building with trying to minimize the negative effects. There is going to be a point when you’re not really getting any positive effects anyway. It’s like a glass of water. Once it’s full, it’s full,” 

ボディビルダーの各世代が化学物質の限界摂取量を少しずつ押し上げているとおもいます.私が競技者や競技者でない人々から聞いたのは,彼らは単にレクリエーションとしてそれを取っているということです.私は,「Mr.オリンピアのために摂取した量より多いぞ」と言い,「必要ないと」も言いました.

自身が必要としている利益を手に入れており,その利益とは,負の側面を最小にして回復,筋肉の合成です.ずれにせよ,正の効果が得られなくなる時期が来るのは避けられず,それはコップの水のようなものです.満タンになったら,もうだめです.

つまり,効果を出すのに必要な薬物の量は決まっているのにも関わらず,年が経つにつれて,必要以上に薬物の摂取量が増大しており,これにより,疾患のリスクが増大するということです.

終わりに…

ドリアンイェーツ自身は,必ずしも薬物摂取に全面反対というわけではなく,あくまでも,「競技に出場しない一般人には不要である」というスタンスであり,「競技に出場しない一般人」でもかつてのドリアンイェーツの摂取量の4倍もの薬物を摂取しているということは極めて危険ですよね.

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