日本人のプロボディビルダーである山岸秀匡千選手とオリンピアにおいて,前人未到の10連覇を成し遂げた女子ボディビル界のレジェンドであるIRIS KYLEが主催するプロクオリファイこそHIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSIC (ジャパンクラシック)になります.
今回は,ジャパンクラシック 2021の開催の詳細について皆さんとシェアしたいと思います!
ジャパンクラシック 2021開催の情報
ジャパンクラシック 2021開催の情報ですが,FWJの以下のインスタグラムの投稿によります.
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ジャパンクラシックは,2021年で3年目を迎えます.1年目の2019年のジャパンクラシックの名称はHIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSIC 2019でしたが,トレーニングマシンのメーカであるEVOLGEARが山岸秀匡選手とスポンサー契約を結んだこともあって,2020年からはEVOLGEAR HIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSICという名称になっています.
通常,ジャパンクラシックの開催時期は5月中旬になりますが,2020年は新型コロナウイルスの影響で変則的な日程になり9月開催となりましたが,2021年は元に戻って5月開催となる様です (そのため,あまり時間が空いていない様な感覚が結構しますね (2021年2月にプロクオリファイを行った影響もあるかと思いますが….).).
現状,判明している情報は以下の通りです.
- EVOLGEAR HIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSICは5/22に開催
- 開催場所はベルサール高田馬場
- ホスト国 ( = 日本)に所属する選手のみ出場可能
- ビキニ,フィギュア,メンズフィジーク,クラシックフィジーク,ボディビルディング を開催
例年,プロクオリファイとなると,「午前中にRegionalショー,午後にプロクオリファイ」という形式をとっていることが多いのですが,2021年は,現状では午前中にRegionalショーを実施しません (2021/03/08調べ).
そのため,FWJの規程により,プロクオリファイに出場する選手は,2020年6月-2021年5月4日の間に開催する国内 Regionalショーに出場していることが条件になります.
ジャパンクラシック 2021はNational Pro Qualifierを継続
ジャパンクラシック 2021で重要なことは,ジャパンクラシック 2020から継続して基本的には日本人しか出場できないNational Pro Qualifierを継続するということになります.
National Pro Qualifierは,新型コロナウイルスの感染拡大に伴い,2020年から導入された特別ルールです.以前までは,プロクオリファイというのは,要件を満たしていれば世界中のどの選手でも出場することができました.事実,現在ではIFBBプロである湯浅幸大選手,カネキン選手は,両選手共に海外のコンテストに遠征をしてIFBBプロカードを取得しました.
そのため,以前と比較して,プロの門戸は広くなったと言われるものの,海外選手と戦い,勝ち抜くということが必要だったため,プロカードの取得はかなり熾烈な争いでした.
一方,National Pro Qualifierは,原則としてホスト国の選手しか出場できないため,やはり,コンテストの質という観点ではどうしても以前のコンテストと比較すると劣ってしまいます (特に,日本の様な,移民国家ではない国では,極端に競技によって人気・不人気が分かれ,それがカテゴリーのレベルに直結するという問題が発生しています.).事実,この点については問題視している人は結構多く,日本人にチャンスが増えるという観点では素晴らしい取り組みデアある一方,プロのレベルを維持していくという観点では疑問視している人もおります (IFBBプロとなって稼いでいくためには,プロカードの取得というのはあくまでも通過点にすぎず,レベルが足りない状態でプロになっても食べていけないという問題が発生します.).
終わりに…
ジャパンクラシック 2021でも,合計で5枚のプロカードが付与されるということで,すなわち,新たに5人の日本人のプロが誕生するということになります.
開催は5月ですので,まだ時間がありますが,今から楽しみですね.