2021年2月に開催予定だったマッスルコンテストの代替大会として大阪で開催されたプロクオリファイは,2021年初のプロクオリファイでした.
優勝してIFBBプロカードを手にした選手はどの選手でしょうか.
今回は,プロクオリファイ 大阪 2021の結果について皆さんとシェアしたいと思います!
プロクオリファイ 2020 (大阪)の結果
OSAKA REGIONAL SHOWですが,メンズフィジーク,クラシックフィジーク,ボディビルディング ,ビキニ,フィギュアの5部門が開催され,各部門のオーバーオール優勝者にプロカードを取得しました.
メンズフィジーク
今回のプロクオリファイにおいて,毎回,最大の混戦となるメンズフィジークでプロカードを取得したのは長谷川浩久選手でした.
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長谷川浩久選手は,元々はJBBFで活躍されていた選手であり,2014年のオールジャパンのメンズフィジーク部門のオーバーオールで優勝している経歴を持っています.また,彼は,実はIFBBエリートプロだった過去があり,今回優勝したことにより,IFBB エリートプロであり,IFBB プロであるという非常に珍しい経歴を持つことになります (恐らく,IFBBエリートプロとはプロカードの更新を行っていない様な気がするので,正確にはIFBB プロとして活動していくのではないでしょうか.).
長谷川選手は,正直言っていつプロになってもおかしくない身体の持ち主であり,今回のプロクオリファイで順調にIFBB プロカードを取得したといった感じです,個人的には,フロントポーズからは想像できない位発達した背中が特徴だと思います.
クラシックフィジーク
クラシックフィジーク部門でプロカードを取得したのは,Amano Takumi選手です(漢字表記が分からないため,ローマ字表記にさせて頂きます.).
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彼は調べてみると,元々は,柔道にルーツを持つ選手の様です (高校総体で優勝していることから,かなりの実力があると思われます.).
彼は,コンテストの出場経験がほぼ0の状態で今回のプロクオリファイに出場し,プロカードを取得したということになるため,かなりのポテンシャルを秘めた選手だと思います.そのため,身体に課題はありますが,彼のインスタグラムを見てみると,ここ数年で身体がかなり改善しているため,プロカードを取得して,これから大きく成長が見込まれる選手になります.
ボディビルディング
ボディビルディング部門でプロカードを取得したのは,安倍洋選手です.
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安倍選手は,非常にバランスの取れた選手であると感じました.ボディビルディングというと,一見したときのサイズ感で唸らせるというイメージが強いのですが,彼はむしろバランス型で,非常に均整の取れた身体をしていると感じました.
彼のバックグラウンドを調べていると,どうやら,クラシックフィジークの選手としても活躍しており,それもあって,この様な均整の取れた身体になったのかなと推察します.
ビキニ
ビキニ部門でプロカードを取得したのは,Kurokawa Yume選手 (漢字表記が分からないため,ローマ字表記にさせて頂きます.)でした.
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Kurokawa選手は,2020年9月5日に行われたジャパンクラシック 2020の168 cm以上のカテゴリーで優勝している選手です (オーバーオールで加藤サリアーン選手に惜しくも敗れました.).
Kurokawa選手は,なんと言っても絞り方が凄い選手です.ジャパンクラシック 2020でもビキニカテゴリーの中では一番のコンディションであり,今回も非常に素晴らしい仕上がりでした.
女子フィジーク
女子フィジーク部門でプロカードを取得したのは,城戸 雅代選手です (漢字が間違っていたごめんなさい) .
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城戸選手は,2020年11月14日に行われたジャパンプロオリファイ 2020の163 cm以上のカテゴリーで優勝している選手です (オーバーオールで田中美奈子選手に惜しくも敗れました.).
城戸選手のインスタグラムを見て感じたのですが,今回の仕上がりは明らかにジャパンプロオリファイ 2020も良かったと感じ,それがプロカード取得に繋がったのだと思います.
IFBBプロである佐藤正悟選手とも親交がある様で,インスタグラムを拝見すると,佐藤選手と合同トレーニングなどをしていることが分かります.
終わりに…
今回プロカードを取得した選手を見ていると,やはり,以前のプロクオリファイで好成績を残している選手が多く,順当にプロカードを取得していると様な印象がありますね.
何はともあれ,今回のプロクオリファイに出場された方は大変お疲れ様でした.