フィルヒースのコンテスト復帰はヘルニアの回復具合が重要な要素

ミスターオリンピアを2011から2017まで7連覇したPhil Heath (フィルヒース)は，2018年にミスターオリンピアで2位になった後，それまでとは異なり，オリンピアに継続的に出場することを断念しています．

現状，フィルヒースの早々の現役復帰は恐らくないと考えられいますが，それに対して彼自身が興味深いコメントをしている動画を見つけました．

今回は，この情報を皆さんとシェアしたいと思います！

フィルヒースが自身のコンテスト復帰について語った動画

フィルヒースが自身のコンテスト復帰について語った動画ですが，以下になります．

動画の作成元は，フィルヒースのyoutubeチャンネルです．

動画の長さは，やや長めの1:16:25です．

今回の動画は，ライブ配信で視聴者からの質問に答えるという形式を採用しており，その中でいくつか興味深い事柄についてコメントしています．

フィルヒース，自身のコンテスト復帰について

フィルヒースが自身のコンテスト復帰について，その評価指標の一つである現在の体重について以下のように述べています．

I lost size after competing in 2020 because in 2021, I was looking to film or getting into acting. So that was one of the main reasons why I wanted to make sure I lost some size and it was a great experience to be able to go through that process. Now I’m really, to be quite honest, enjoying the gym in a much different way. I have no ambitions of growing another 25, 30 pounds. Currently, I’m like 255 pounds.

I think that’s a pretty good size for me and necessarily rushing into competing is probably not a smart idea.

2020年に出場してサイズを落としたのは，2021年に映画を撮ったり，演技の世界に入ったりすることを視野に入れていたからです．だから．それがサイズダウンさせたかった大きな理由のひとつで，その過程を経験できたことはとてもいい経験になりました．今は正直なところ，ジムの楽しみ方が変わってきました．あと25～30lbs 増やそうという野望はありません．現在，私は255 lbs (約116 kg)といったところです．

この体重は自分にとってちょうどいい大きさだと思うし，急いで競技に参加するのは賢い選択ではないでしょう．

2年ぶりのコンテストとなったオリンピア 2020では，オリンピア 2018と比較して，フィルヒースはサイズダウンしてような印象がありました．それが彼の弱点であるミッドセクションをコントロールするためではなく，このような背景があったというのを聞くと，なんだか複雑です．

彼は，COVID-19の感染により体重が大幅減少してしまったことが報告されており，そのときの体重が102 kgだったため，そこから体重を14 kgほど増やして元の体型に近づいていることが分かります．

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フィルヒース，COVID-19の感染により体重が2008年当時に

今回の動画から，彼が急いで復帰することを目指しているわけではないことが分かりますが，それは，彼が引退することを示しているわけではないようです．

You guys saw the picture from me the other day chilling in the kitchen holding up my favorite Cuban empanadas and you can see my abs look way better. That was definitely something I felt, that’s face it guys we talked about this before. That was a huge deterrent from me winning number eight from what the judges were saying and a lot of fans were saying.”

だから，また戻ってきたいし，何かしたいんです．そのようなことを解決して，それを強みにする必要があると思うし，私は間違いなくその挑戦を受ける．ただ，回復のために必要な時間をしっかりとりたいのですl．プチドをいくつか摂取して…毎日その周辺に注射することですべての炎症と膨張を抑えることができました．正直なところ，バキュームもうまくできるようになりました．

今回彼が「回復」といっているのは，ヘルニアの手術でしょう．彼のミッドセクションは彼の腰の問題に由来しているということを彼は指摘しており，それが完治しない限りはコンテスト復帰はないということでしょう．ただ，現状として，彼がバキュームポーズをできるということで，フィルヒースがバキュームというのうは少し考えられないですよね．

合わせて指摘しているのが，開催が決定したマスターズオリンピアへの出場ですが，これについてはきっぱりと否定しています．

Probably not. I think that would kind of be a cake walk. I think more people to be quite honest, more disappointed because they’ve seen me dominate that thing and then wish that I did the Open. So it would be funny of doing both Masters and Open but I’m not that old. So I don’t even know what the qualifications are and let’s keep it real guys I have no idea of what the money looks like as well.

おそらく出場しません．出場しても楽勝です．正直なところ，私がバキュームをやっているのを見てがっかりする人の方が多いと思います．だから，マスターズとオープンの両方をやるのは面白いけど私はそんなに年を取っていません．だから，出場資格もわからないし，正直に言うと賞金についてもわかりません．

マスターズオリンピアの出場年齢については，45歳以上という線が濃厚であり，開催が予定されている2023年にフィルヒースは44歳であるため，ギリギリ出場権を満たさないことになります．それでも，彼が指摘している通り，彼が出場すると十中八九彼が優勝するので出場しないというのは懸命な判断だと思います．