オリンピア 2011から2017まで7連覇をしたPhil heath (フィルヒース)は，オリンピア 2018で故Shawn Rhoden (ショーンローデン)に敗れたものの，オリンピア 2020で復帰しましたが，Big Ramy (ビッグラミー)，Brandon Curry (ブランドンカリー)に敗れ3位に終わりました．
フィルヒースは，その後，オリンピア 2021には出場しておらず，彼のコンテスト復帰がいつなのかは注目が集まるところですが，今回，彼が自身の復帰について言及している動画を見つけました．
今回は，その情報を皆さんとシェアしたいと思います．
フィルヒースが自身のコンテスト復帰について語った動画
フィルヒースが自身のコンテスト復帰について語った動画ですが，以下になります．
今回の動画は，Lobliner Lowdownというyoutubeチャンネルが作成したものになります．
今回の動画は，1:05:20の長さであり，やや長めの動画になっています．
フィルヒースのコンテスト復帰時期
今回の動画において，フィルヒースのコンテスト復帰時期について述べる前に彼のヘルニアの問題について語られています．フィルヒースは，2018年シーズンに入る前に，ヘルニアの手術を行っていましたが，今回の動画において，実は彼が小さい頃からヘルニアに悩まされていたことが述べられています．
… because I did not have enough fascia in that area. So they sewed it up when I was too young. I wasn’t developed
なぜなら，その部分には十分な筋膜がなかったのです．だから，幼い頃に縫合しました．私はまだ未発達だったのです．
これが，今回の話が事実ならば彼が3歳の頃の話であるようで，そうなると彼は本当に長い間，ヘルニアに悩まされているということになります．
以上のヘルニアの手術を終え他フィルヒースですが，実は2018年のオリンピア3週間前に再び症状が悪化していたようです．
Three weeks out (from 2018 Olympia) I was cinching up on my belt and I’m like, “oh my gosh. I feel like something popped.… So I run to the house and it’s like not bruised but discolored. I’m like – wait a minute!
“（2018年オリンピアから）3週間前，ベルトを締めていたら”あ何かが弾けたみたい “って感じました．…それで家に走ったら、打撲じゃなくて変色してるみたいなんだ。ちょっと待てよ！って感じです．
この問題に対して，かなりの大掛かりの手術を行ったおかげで，彼のミッドセクションは改善したとも言われています．
以上から，彼はヘルニアに相当悩まされているということがわかり，コンテストに出場するための厳しいトレーニングを行うと再びヘルニアを再発するという懸念もあるようです．また，2021年にCOVID-19に感染し，体重が大きく減少してしまったことも彼がコンテストに復帰するのを躊躇する理由のようです．
After having pneumonia and Covid, that dropped down my weight. I’m like… you know what? Maybe your body is telling you something. Maybe you just need to chill the hell out for a little bit. What rush do you have Phil to get back up there. There is no rush. Your body isn’t turning to crap. You can still train…”
肺炎とCOVI-19を患い，体重が減少しました．体が教えてくれているのかもしれません．ちょっと冷静になる必要があるのかもしれません．私はは何を急いでるのか，いいや急ぐ必要はない．体がおかしくなったわけじゃない．まだトレーニングはできるのだから．
以上のことから，彼は，自身のコンテスト復帰についてすぐではないことを述べています．
if you think about it, it’s not like… If you’re gonna do it, it has to be a three-year commitment. And what will you be giving up during those three years with business, relationship, family, all those things…
もしやるなら，3年はかけないといけません．その3年の間に，ビジネス，人間関係，家族，その他いろいろなことをあきらめることになります．
このような発言を聞くと，フィルヒースがコンテストに復帰するのは難しいのかもしれませんね．
終わりに
フィルヒースのトレーニングは，彼のサイズを考えると，非常に軽い重量で丁寧に効かせる印象が強いのですが，これは，もしかすると彼の長年のヘルニアが影響しているのかもしれませんね．
