Ronnei Coleman (ロニーコールマン)のトレーニングを見たことがある方ならわかるかと思いますが,彼は高重量のトレーニングを行う際に”Yeah Buddy!”と”Light Weight Baby!”を叫んでいると思いますが,多くの人はそれを聞いて「どんな意味なんだろ」と思って調べたことがあるかと思います.
そうすると,大抵の場合,十分な回答は得られないわけですが,今回,ロニーコールマン自身がその由来について語っている動画を見つけました.
今回は,この動画を皆さんとシェアしたいと思います!
ロニーコールマンが”Yeah Buddy!”の語源について語った動画
ロニーコールマンが”Yeah Buddy!”と”Light Weight Baby!”の語源について語った動画ですが以下になります.
動画の作成元は,ロニーコールマンのyoutubeチャンネルになります.
この動画では,前半はロニーコールマンのキャリア最悪の出来事について語られており,後半が”Yeah Buddy!”と”Light Weight Baby!”の語源について語られています.
前半の話も面白いですが,今回は後半の話に焦点を当てて紹介します.
ロニーコールマン,”Yeah Buddy!”の語源
まずは,”Yeah Buddy!”の語源ですが,ロニーコールマンは以下の様に述べています.
“I was bored when I was training, and I was trying to think of something to fire me up and get me psyched up. It was hot, and wasn’t nobody in the gym but me. I’m like ‘You know what, I need to find something besides (grunting) and all this stuff. Let me come up with an actual saying.’ (I would always say) hey buddy what’s going on, hey buddy how you doing, so I’m like ‘I know what, I’ll throw a yeah on that buddy, and say yeah buddy, and I’ll scream it real loud to fire myself up,’ and it worked pretty good for a while
“トレーニングをしているときは退屈で,何か自分を奮い立たせるものはないかと考えていていました.暑かったし,ジムには僕以外誰もいませんでしたので「ああ,(うなり声)とか、そういうの以外に何か見つけなきゃ」と思いました.『実際に使える言葉を考えてみよう』と思いました.いつも,「相棒、どうしたんだ、相棒、元気か、」と言われるので、『そうだ、相棒にYeahをつけて、Yeah Buddyと言って、自分を奮い立たせるために大声で叫んでみよう』と思って実施し,しばらくはうまくいっていました.
ロニーコールマンのジムですが,テキサス州にあるメトロフレックスジムであり,世界でも有数のハードコアジムに数えられます.ロニーコールマンのトレーニング風景を見れば分かりますが,空調は皆無で,扇風機で空気を循環させている様なジムであるため,相当暑いと思われます.
そんなジムですから,女性のトレーニーは皆無であり,うめき声に変わる掛け声として”Yeah, Buddy!”という言葉を作ったというのは非常に面白いですよね.
ロニーコールマン,”Light Weight Baby!”の語源
次に,”Light Weight Baby!”の語源ですが,ロニーコールマンは以下の様に述べています.
“Then it got real boring after a while, and I’m like ‘Dang it, I need to come up with something else and figure out a way to psych myself out.’ When I got ready to do something that was kinda heavy, I was like ‘I know what I’ll do. I’ll just say light weight.’ That went good for a while, then I’m like ‘I need to throw something else on that light weight, liven it up.’ You had these girls in the gym, (I’d be like) ‘What’s up, baby?’ So I was like ‘I know what I’ll do, I’ll just add a light weight baby on there. Since ain’t no girls in here, I’ll psych myself out by saying that.’ That’s how I came up with light weight baby.”
でも,しばらくすると退屈になってきて,『どうしよう,何か別の方法を考えて自分を奮い立たせる方法を見つけなければならない』と思いました.それで,何か別の方法を考えて,自分を奮い立たせる方法を考えました.そうだ,”Light Weight”と言おう.しばらくはそれでよかったのですが,「その軽い重量に何か別のものを加えて,盛り上げないといけないな」と思うようになりました.もし,ジムには女の子たちがいると仮定すれば,私は『どうしたの,ベイビー』と言っていたでしょう.そこで私は,「どうすればいいかわかったよ,”Light Weight Baby”と言えば良いんだ」と思いました.ここには女の子がいないんだから,そう言って自分を励まそう』と思ったんです。それで、”Light Weight Baby “になったんだ.
先ほどもそうですが,”Yeah, Buddy!”も”Light Weight Baby!”もその言葉の成立に”女の子”が関わっているというのが非常に興味深いですよね.
終わりに…
私もロニーコールマンの動画を初めて見たとき,「このロニーコールマンが叫んでいるワードはなんなんだ」と思った記憶があるため,今回の解説は非常に面白かったです.