オリンピア 2018を最後に現役を引退したJeremy Buendia (ジェレミーブエンディア)は，2020年に現役復帰を検討していましたが結局は現役復帰は叶わず，現在に至ります．
そんな彼ですが，2022年もしくは2023年に現役復帰する可能性を示唆していましたが，それがとうとう2023年になることが確定した様です．
今回は，この情報を皆さんとシェアしたいと思います．
ジェレミーブエンディアとは
ジェレミーブエンディアは，1990年アメリカ生まれのメンズフィジークの選手です．身長は，172.5 cm，体重は79.4-83.9 kgです．
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彼は，実は若い頃から非常に精力的にコンテストに出場しており，2013 NPC Junior USA Championshipsで優勝しプロに転向します．
プロ転向した2013年は，オリンピアで初めて，メンズフィジークというカテゴリーが開催され，2位に入ります (優勝は，Mark Anthony Wingsonでした．)．プロデビュー年でこれは相当に凄いのですが，翌年2014年から2017年まではオリンピアを4連覇します．2014年から2017年のジェレミーブエンディアはまさに無敵の状態であり，この時の彼が現在まで続くメンズフィジークの人気の原型を形作ったと言っても過言ではありません．
ただ，5連覇を狙った2018年は，コンディションを大きく崩しまさかの4位に終わり，現役を引退します．
彼は長らく，Hany Rambodとコーチング契約を結び，FST-7を実践することで結果を残してきた選手ですが，2018年にオリンピアのタイトルを逃した後に，契約を解除しています．そこから，一時期，2020年にクウェートのOxygen Gymに拠点を移し，Brandon CurryのコーチであるAbdullah Alotaibi (アブドーラ)と契約して2020年のシーズンに備える話もありましたが実現せず，現在に至ります．
ジェレミーブエンディア，2023年に現役復帰の情報
ジェレミーブエンディアが2023年に現役復帰する情報は以下です．
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この投稿自体は，ジェレミーブエンディア自身が行ったものではなく，Fernando Arroyooという人が2013年と2017年のジェレミーブエンディアを比較した投稿を行ったところ，彼自身が自身の復帰する時期についてコメントしたというのがポイントです．
つまり，今回，2023年に現役を復帰する宣言したのはジェレミーブエンディア自身の発言であり，このため，かなり信憑性があります．
ジェレミーブエンディアはもう一度輝けるか
今回，ジェレミーブエンディアが現役復帰を宣言しましたが，やはり気になるのは彼がもう一度輝けるのかということです．
彼は，2022年現在，メンズフィジークでも最もオリンピアで優勝した選手です．このため，素直に考えると，彼がメンズフィジークに出場すれば再び活躍することを考えてしまいますが，実際には事はもっと複雑です．
メンズフィジークにおいて，彼が活躍したのはその黎明期であることからサイズはそこまで必要がありませんでした．一方で，メンズフィジークの選手は年々サイズアップしていると言われており，当初の「海で一番誰がかっこいいいか」というコンセプトはかなり忘れかけられていると言えます．
当時，メンズフィジークの選手のサイズが今ほどない中で，ジェレミーブエンディアのサイズ感はやや大きい程度であり，必ずしもサイズで勝負する選手ではありませんでした．これを考えるとやはり彼のメンズフィジークでの活躍というのは中々難しいのではないかと考えます．
一方で，彼は階級を1つ上げてクラシックフィジークで勝負するという情報もあります．しかし，彼の状態を見る限りではクラシックフィジークでも勝負するのは中々難しいのではないかと思います．
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となると，やはり前提条件としては，サイズアップしてメンズフィジークで復活するのかということですが，そうなるとコンテストブランクがあるのでコンディションが気になるところではあります．
終わりに…
メンズフィジークは，上位選手の差がほぼないと言っても過言ではない中で，そこでジェレミーブエンディアが復帰するとなると彼がどこまで活躍できるのかは非常に興味深いです．
ただ，依然としてクラシックフィジークで復帰するという線もあるため，こっちはこっちで彼がクラシックフィジークで活躍できるのかは気になるところではあります．
