新型コロナウイルスの影響で中止になったアーノルドクラシック 2020 in オーストラリアの注目選手の一人がBlessing Awodibu (アワディブ)でした.
今回は,アワディブが非常に素晴らしいコンディションを披露していたため,それを皆さんとシェアします!
アーノルドクラシックに向けたアワディブのコンディション
今回の情報源は以下のインスタグラムの投稿によるものです.
まずは,バックポーズ及びフロントポーズからです.
バックのダブルバイセップスになるのですが,ウエストが非常にタイトであるため,その分,上背以降の筋肉の大きさが目立ち,非常に迫力のあるポーズになっていますね.
次に,バックのラットスプレッドの広背筋の大きさはトッププロと比較すると確かにまだサイズは十分ではありませんが,それでも高背筋の広がりなど非常に優れています.しかも見た感じですと,バックのラットスプレッドのときは,そこまできちんとポージングをしている感じではなさそうであるため,もう少ししっかりとポージングすればさらに改善されそうですね.
最後に,バキュームポーズからアブドミナルアンドサイを披露していますが,ミッドセクションのコンディションが非常に素晴らしいです.今回のアブドミナルアンドサイをみる限りでは,しっかりと腹筋のセパレーションが出ていることが分かります.また,オープンクラスの選手にして非常に珍しく (私の知る限り,パトリックムーアしか思い当たりません.),バキュームポーズを披露している辺りからも,彼が自身のウエストの細さを武器にしていることが分かりますね.
しかも,本人曰くこれでコンディションが70%ということであるため,これでコンディションが100%になると果たしてどの様になっていたのでしょうか.
次にモストマスキュラーポーズです.
バスキュレーションがとんでもないことになっています.プロならば,上腕二頭筋に血管が浮き出ること自体はさほど珍しいことではないのですが,胸にまで血管がこれだけしっかり浮き出るというのはあまり見たことがない気がしますね (ここまで胸にはっきりと血管が出ている選手は,すぐに思いつく感じではロニーコールマンしか思い当たりません.).
最後は,上腕二頭筋から前腕にかけてのコンディションです.
腕ってこんなに血管が走ってるんですね.凄すぎて,思わず笑ってしまいます.山岸選手が昨年のオリンピア直前に披露した胸トレーニングでの上腕二頭筋の血管の浮き出方も凄かったのですが,それを上回る筆舌に表し難い仕上がりですね.
終わりに…
今回,非常に素晴らしいコンディションを披露したアワディブですが,アーノルドクラシックが中止になった影響で100%の状態を見ることができないのが非常に残念ですね.
現状,70%という状態でこれだけのコンディションを発揮しているのであれば,個人的には,アーノルドクラシック 2020 in オーストラリアでもダークホース的な存在になり得たのかなと思いました.
それにしても,これがプロデビュー戦とは非常に末恐ろしい選手ですね.インスタグラムでの投稿を見ていると,おもしろおかしい動画のイメージが非常に強かったのですが,ポテンシャルも十分であったということになりますね.