Larry Wheelsのトレーニングパートナーとして,”遺伝的に極めて優れた男”として知られているAndrew Jackedですが,IFBBエリートプロに転向した様です.
今回は,この情報を皆さんとシェアしたいと思います.
Andrew Jacked,IFBBエリートプロに転向
Andrew JackedがIFBBエリートプロに転向したという情報ですが,以下のインスタグラムの投稿によります.
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今回の投稿は,Andrew Jackedのインスタグラムのではなく,海外トレーニング情報サイトであるFitness Voltのインスタグラムの投稿によります.
今回,彼がIFBBエリートプロに転向したのは,アラブ首長国連邦で行われたEmirates Bodybuilding Federation (EBBF)主催のAjman Bodybuilding and Physique Competitionでの成績によります (調べてもはっきりしないのですが,恐らく優勝したという線が濃厚です) (アマチュアのコンテストでかつ,アラブ首長国連邦で行われたコンテストになりますから,このコンテストに見識のある方はほとんどいないのではないでしょうか.).
インスタグラムの投稿を見れば分かる通り,今回,彼はクラシックフィジーク部門でIFBBエリートプロのプロカードを取得したことになります.
Andrew Jacked,IFBBエリートプロに転向したことを受けて
Andrew Jacked,IFBBエリートプロに転向したことを受けて,私は,クラシックフィジークでプロカードを取得したこと,また,IFBBエリートプロのプロカードを取得したことで二重に驚きました.
クラシックフィジークでプロカードを取得したこと
まず,クラシックフィジークでプロカードを取得したことですが,Andrew Jackedがクラシックフィジークでプロカード取得に挑戦するということは以前から述べられてきたことではあります.しかし,いざ,今回の彼の仕上がりを見ると,「やはり,彼はボディビルディング向きの選手なのでは」と感じてしまいます.
まず,今回の彼の仕上がりです.下記に示す様に4.5週間前で131.2 kgという情報がありますから,恐らく,コンテストでは125kg前後で出場したのではないかということが予想されます.
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これは,IFBBプロリーグの選手で考えても非常に重く,オリンピアのクラシックフィジークでこの体重は考えられません.
実際に,今回の彼の身体をみてみると,特に脚のサイズは凄まじく,全体としてかなりのサイズがあることが分かります.ただ,これがクラシックフィジークなのかと言われると疑問符が付くところであり,ウエストもそこまで細くなく,これだけウエスト周りが発達しているならば恐らくバキュームポーズも難しいことを考えると,彼はやはりボディビルディング 向きの選手ではないかと個人的には思ってしまい,今回のクラシックフィジークでのプロカード取得には驚きました.
IFBBエリートプロのプロカードを取得したこと
次に,IFBBエリートプロのプロカードを取得したことですが,彼がプロカードに挑戦するということで,私はてっきりIFBBプロになるのかと思っていました.
ただ,実際にはIFBBエリートプロになったということで,私は結構驚きました.IFBBエリートプロは,IFBBプロと比較すると確かにクリーンなイメージはありますが,やはり,話題性という点ではIFBBプロに軍配が上がります.
彼はそもそも,Larry Wheelsとのトレーニングも含めて,インスタグラムでの活動を通してここまで有名になった選手ですから,メディア戦略を考えればIFBBプロになる方が今後活動をする上でかなり役に立ったのではないかと思ってしまいます.
それにも関わらず,IFBBエリートプロのプロカードを選択したということには,彼なりの考えがあるはずであり,その辺は結構気になりますね.
終わりに…
今回,Andrew JackedがIFBBエリートプロのプロカードを取得したということで,現状のままでは,彼をオリンピアやアーノルドクラシックなどのIFBBプロリーグが主催するステージで見ることができません.
やはり,これだけの身体を持つ選手ですから,現状活躍している選手と比較する中でどれだけ活躍できるのかということが非常に注目される訳ですが,それができないというのはやはり非常に残念ですね.