アーノルドクラシックに向けAndrew Jackedが良い

Andrew Jacked 2023

アーノルドクラシック 2023 in コロンバスオハイオに出場予定のAndrew Jackedは,新たに2人のコーチを招き入れ,万全の状態でコンテストに臨もうとしています.

その中で,Andrew Jackedが状態の良さを窺わせる動画を披露していたため皆さんとシェアしたいと思います.

Andrew Jackedとは

Andrew Jackedは,1985年ナイジェリア出身のプロボディビルダーです.身長は187.75 cm,体重は120 kg程度と言われています.

彼がそもそも有名になったのは,パワーリフターとして世界的に非常に有名になったLarry Wheelsの影響が非常に強いと思われます.

 

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Larry Wheelsは,24歳で重量挙げで2つの世界記録を樹立したことで名を馳せました.彼は,体重が275lbs ( = 約125kg)で合計2275lbs (=1032 kg)のローギア記録(610lbs (277 kg)のベンチプレス、810lbs (=367 kg)のスクワット、855lbs (=388 kg)のデッドリフト)を記録しました

そんな,Larry Wheelsのトレーニングパートナーとして有名になったのが今回紹介したAndrew Jackedになります.彼は,身長が約188 cmで体重が約121 kg (随分前のデータなので,実際には異なる可能性が高そうです)になります (アメリカの標準的な身長から考えると普通かもしれませんが,ボディビルダーとして考えると非常に大柄です・).

 

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調べたところによると,彼は2007年からボディメイキングをしている様です.ただ,その一方で,彼はコンテストに出場したことがないという非常に変わった経歴も持っています (この情報が少し錯綜していて,恐らく,あっていると思います.).

そんなコンテストに出場したことがない彼なのですが,2020年にコンテストに出場することを明言してトレーニングを続けていました.当時の彼ですが,上半身が非常に良いということで少し話題になっていたのですが,下半身には実際にどうなのかという議論がなされており,当時はそこまで気に止める様な選手ではありませんでした.

そんなAndrew Jackedですが,新型コロナウイルスの影響で2020年のコンテストに出場することができず,2021年のコンテストに目標を決めてコンテスト準備を続けている様です.その一環で彼が行った投稿が衝撃的でした.

 

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コンディションもサイズも抜群ですね.

この肉体がコンテスト経験がほぼ0の選手のものとは到底思えません….彼はどうやらナイジェリアにルーツを持っている選手の様であり,各部位が丸々と発達した筋肉は,やはり,黒人選手特有の素晴らしさですよね.

彼のインスタグラムを見てみると分かりますが,高重量をしっかりとコントロールしており,非常にトレーニングが丁寧であることが分かります.だからこそ,ここまで,身体が発達するのでしょう.

ここで,彼のサイズはもちろん素晴らしいのですが,特筆すべきは,やはりウエストラインの細さになります.

ポージングからして,クラシックフィジークに焦点を当てていることが想像することができますが,ここまでウエストが細いと,クラシックフィジークでも十分活躍できるポテンシャルが十分にあると思われます.

彼は,EBBF Ajman Bodybuilding and Physique Contest 2021で優勝することでIFBBエリートプロとなります.その後開催されたIFBB Elite Pro League Showで優勝しますが,IFBBエリートプロリーグで出場したのはこの僅か1戦のみとなります.

2022年には,Arnold Classic Amateur 2022で優勝することでIFBBプロカードを取得します.同年に開催されたTexas Pro 2022,Arnold Classic UK 2022で優勝し,ミスターオリンピア 2022の出場権を獲得すると,初出場ながら8位に入賞しました.

アーノルドクラシック 2023に向けたAndrew Jackedの状態

アーノルドクラシック 2023に向けたAndrew Jackedの状態ですが,彼の以下のインスタグラムの投稿から伺い知ることができます.

 

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今回の動画は,Andrew JackedがTバーローイングを実施している内容になりますが,この動画の節々から彼がサイズアップしていることが伺えます.

Andrew Jackedはアーノルドクラシックに向けて状態はかなり良い

今回の動画や,近頃の彼のインスタグラムの投稿を見て,彼はアーノルドクラシックに向けてかなり状態が良いということを感じました.

Andrew Jackedはですが,ミスターオリンピア 2022では,初出場ながら8位入賞という彼の潜在能力の高さを見せつけたわけですが,ミスターオリンピア 2022ではそのプロポーションの良さが際立っていました.

 

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ただ,プロに転向してからまだ間もないことから,サイズに関してはまだまだ改善の余地があるように感じました.特に顕著だったのが,「背中の厚み」であり,実際に彼もその弱点について認識していると考えられ,事実,インスタグラムには背中を鍛えるトレーニングが比較的多い様に感じます.

先に紹介した動画では,彼が立ったときの横からの状態を見ることができますが,課題である背中に関してその詳細については確認することができませんが,相変わらず,腕周り,方周りはとんでもなく素晴らしいことが言えます.また,背中の厚みに関しても,ミスターオリンピア 2022のときよりも厚くなっているような印象を受けます.

Andrew Jackedはアーノルドクラシックでトップ3に入るポテンシャルはある

Andrew Jackedですが,彼はアーノルドクラシックでトップ3に入るポテンシャルはあることは間違いないと思います.

 

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アーノルドクラシック 2023 in コロンバスオハイオは,ビッグラミー,Nick Walkerなどの錚々たる面々が出場を予定していますが,彼らとAndrew Jackedが最も大きく異なるのはプロポーションです.

彼は身長が非常に高い選手であり,他の選手にはない身体の美しさがあります.一方で,ビッグラミーやNick Walkerはサイズに関しては素晴らしいものの,身体の美しさでは課題が残ります.

 

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プロポーションの良さは,生まれ持ったものが非常に大きいため,それを考えるとAndrew Jackedは「遺伝的に極めて優れた選手」であることは間違いありません.ただ,サイズゲームをしてしまうと,彼のプロポーションの良さは崩れるため,ある程度のサイズアップに留める必要があります.

以上を総合すると,コンディション次第では,Andrew Jackedはアーノルドクラシック 2023 in コロンバスオハイオのラインナップでもトップ3に入るポテンシャルは十分にあると思います.

終わりに…

Andrew Jackedは,これから,間違いなく上位陣を脅かす存在になると考えられ,その紫金石となるのがアーノルドクラシック 2023 in コロンバスオハイオだと思います.ミスターオリンピア 2022からそこまで時間が経ってない中で,彼がトップ選手相手にどこま戦えるかは非常に興味深いですね.

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