エディホールがボディビルディングに向けた仕上がりを披露

エディホール ボディビルディング 状態

世界で最も力強い選手を決めるコンテストであるStrongest Manにおいて,輝かしい実績を誇るEddie Hall (エディホール)は,かねてからボディビルディングの参戦を示唆しており,現在の状態を披露しています.

今回は,この情報を皆さんとシェアしたいと思います.

エディホールとは

エディホールは,1988年イングランド生まれのストロングマンの選手です.身長は,188 cm,体重は142–196.5 kgです.

 

この投稿をInstagramで見る

 

– (@eddiehallwsm)がシェアした投稿

あまり知られていませんが,彼は10代の頃は水泳選手として活躍していました.そこから,トレーニングを行うようになり,実はその段階でボディビルダーとしての経験もある様です.

2010年代に入ると,彼はストロングマンの選手として頭角を表し,2012 World’s Strongest Manに初出場を果たすと,そこから2017年まで連続で出場し,2016年に3位,2017年に優勝と輝かしい成績を残しました

彼は,以前,500 kgのデッドリフトの世界記録を持っていたことでも非常に有名です.その世界記録ですが,同じくストロングマンの選手であるHafthor Bjornssonが2020年に501 kgで更新したのですが,これが発端となって両者がその決着をボクシングで付けたのは記憶に新しいところではありますね (ちなみに,エディホールは敗れました).

エディホールがボディビルディングに向けた自身の状態を披露した投稿

エディホールがボディビルディングに向けた自身の状態を披露した投稿は以下です.

 

この投稿をInstagramで見る

 

– (@eddiehallwsm)がシェアした投稿

この投稿では,現状,385 lbs (=約175kg)の体重があることが述べられており,合わせてポージングを行っています.今回,彼のポージングを披露しているのは,IFBB フィギュアプロであるEmma Hyndmanという方です.

エディホールは体重以上のサイズ感を感じない?

今回,エディホールを見て素直に感じたことが,体重が170 kgを超える身体であるものの,そのように思わせるようなサイズ感を感じなかったという点です.

 

この投稿をInstagramで見る

 

– (@eddiehallwsm)がシェアした投稿

一般的な選手の場合,オフシーズンで300 lbsを超えるかどうかが一種の判断基準であることを考えると,現状,オフシーズンであると言えるエディホールが385 lbsもの体重をつけているのは一般的なボディビルダーには考えられないレベルであるといえます.

一方,今回,彼が披露した状態を確認すると,上半身はかなりの分厚さを感じますが,下半身を中心にまだまだサイズ不足を感じます.これは,一般的なボディビルダーの身長が175-180 cm程度であるのに対して,エディホールは190 cm近い身長であることも由来していると考えられます.身長が高いことから,サイズをつけても十分なサイズ感を感じ難いことはやはり長身の選手にとっては非常に難しいことであるように思えます.

エディホールの比較となるのはMorgan Asteか

エディホールの様な高身長のボディビルダーがいないわけではなく,その例として挙げられるのがMorgan Asteでしょう.

Morgan Asteですが,身長が192cmで仕上がり体重が140 kg,オフシーズンで170 kg程度であることを考えると,エディホールとかなり身体が似ていることがわかります.そのため,エディホールが競技を意識した場合において,まず比較対象となるのがMorgan Asteであり,彼と比較してどの程度のサイズなのか,またコンディションなのかというのが非常に重要な要素になり得ます.

終わりに…

エディホールは,ストロングマンで活躍してきた選手であることから,そもそも,ボデイビルダーと比較してしまうと,筋肉の大きさというよりは強さに重きをおいてトレーニングしており,根本的に異なります.

今回のMorgan Asteと比較してみればそれが明らかですが,ストロングマンのトップ選手がボディビルダーとして仕上げるとどの様になるのかは注目したいところです.

関連記事