ブランチウォーレンもマスターズオリンピア参戦を否定

2023年に開催が決定しているマスターズオリンピアについて,往年の名選手の一人であるBranch Warren (ブランチウォーレン)はその参戦を否定します.

今回は,この情報を皆さんとシェアしたいと思います.

ブランチウォーレンとは

ブランチウォーレンは,1975年,アメリカのテキサス生まれのプロボディビルダーです.身長は168 cmで体重は111-115 kgでした.


彼はテキサス出身ということで,彼のホームジムは,あの有名なメトロフレックスジムであり,彼のトレーニングパートナーであるジョニージャクソンと一緒にトレーニングをしているのはあまりにも有名です (いわゆる,バーベル,ダンベルを”落とす”ではなく,”ぶん投げる”トレーニングです笑.).

私も調べて驚いたのですが,かつて,サプリメントスポンサーとしてギャスパリと契約を行っていた様ですね.

彼の特徴としては,はちきれんばかりのバスキュレーションであり,その凄まじさは他を寄せつず,ミスターオリンピア 2009では2位,アーノルドクラシック 2011,2012では優勝を果たしています.

ブランチウォーレンがマスターズオリンピア参戦を否定した動画

ブランチウォーレンがマスターズオリンピア参戦を否定した動画は以下です.

動画の作成元は,RxMuscle — The Truth in Bodybuildingです.

今回の動画の長さは49:42です.

ランチウォーレンはマスターズオリンピア参戦を明確に否定

ブランチウォーレンは,2023年に開催が予定されているマスターズオリンピアの参戦について,以下のように明確に否定しています.

Hell no. Just like I told him, I said, ‘for me, there’s no positive upside to it. None.’ I go, ‘if I can’t look the way I did when I was 36 years old, I can’t. I’m 47. I’ll be 48 next year. I look almost like I did in my thirties at the top of my game.

Even if I win — that prize money doesn’t change how I live. They are supposed to have a six-figure prize. First place or something, whatever it is, $150,000. it doesn’t make a difference in how I live. Number two, even if I win, it still hurts me because everybody is going to remember that version of me and not the other version of myself or whatever

マスターズオリンピアには参戦しません.「私にとってプラスになることは何もない.何もない.36歳の時のように見られないのなら無理だ」ってね。私は47歳です.来年は48歳になる.30代の絶頂期とほぼ同じ姿ですが.

たとえ優勝しても,その賞金で生き方が変わるわけではありません.6桁の賞金が出るはずです.まず,1位でも何位でも,15万ドルでも,私の生活には何の変化もない.2つ目は,たとえ私が優勝したとしても,みんながそのバージョンの私を覚えていて,他のバージョンの私など覚えていないからです.

ブランチウォーレンですが,引退した2022年現在でも,非常に素晴らしい身体を保っています.そのため,彼がマスターズオリンピアに出場すれば,彼が現役時代に獲得することができなかった「オリンピア」のタイトルを獲得できる可能性は比較的高いです.

ただし,マスターズオリンピアに出場しても,彼にとって賞金は意味がないことであり,また,現役時代の彼の姿を忘れてしまうことを危惧して,出場しないことを指摘しています.

そして,最大の理由は以下のように指摘しています.

The last reason — and I’m just going to say it to be honest… I don’t want to take those drugs.

最後の理由は,正直に言うとドラッグはやりたくないんです.

勝利を目指して,マスターズオリンピアを準備した場合,必然的にPEDs (Performance enhancing drug)を摂取することになりますが,それは,確実に命を削ることになります.若年でも命を削ることから,ブランチウォーレンのような年齢ではその効果はより顕著になっている可能性があり,だからこそ,彼はPEDの摂取に消極的なのでしょう.

終わりに…

現状,多くのレジェンドのマスターズオリンピア欠場が述べられているのが中々に興味深いです.今回,ブランチウォーレンが指摘しているように,出場するからには,健康上問題があるPEDを摂取する必要があるというのも大きな障壁なのでしょう.

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