Keone Pearson,クラシックフィジークに戻る模様

Keone Pearson クラシックフィジーク

2020年に212 lbsクラスに転向したKeone Pearsonは,Chicago Pro (シカゴプロ)の212 lbsクラスで優勝するなどの活躍をしていましたが,オリンピアでは期待したほどの結果を残すことができませんでした.

そんな,Keone Pearsonですが,彼の元々のカテゴリーであるクラシックフィジークに戻る様です.今回は,この情報を皆さんとシェアしたいと思います.

Keone Pearsonがクラシックフィジークに戻るという情報

Keone Pearsonがクラシックフィジークに戻るという情報ですが,彼の以下のインスタグラムの投稿によります.

 

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Keone(@keone_prodigy)がシェアした投稿

今回の投稿で,彼は以下の様に述べています.

This has been on my mind for sometime and I had talks about it & this is honestly the best decision for ME. Going back to classic & bringing the best & healthy version of myself ever! Call me crazy but watch me make it happen 
For everyone that supports me an Rock with me truly appreciate you all 
For more in-depth why I’m switching , YouTube video will be up this week!!!

このことはずっと気になっていて,何度も話し合ったのですが,正直なところ,これは私にとって最高の決断です.クラシックに戻って,これまでで最高の健康的な自分を手に入れようとしています.クレイジーと言われようが,私がそれを実現するのを見てください.
私をサポートしてくれる皆さん,私のモチベーションとなっている皆さん,本当にありがとうございます.
切り替えた理由をもっと詳しく知りたい方は、今週中にYouTubeビデオをアップします!

今回の投稿では,彼がなぜ,クラシックフィジークに戻るのかはわかりませんが,少なくとも,212 lbsに転向し,サイズアップをしたことが彼の健康にあまり良くなかったということが伺えます.

現状,メンズフィジークからクラシックフィジーク,クラシックフィジークから212 lbs,212 lbsからオープンクラスという様に,体重を上げる階級の変更のケースは比較的よく見られますが,逆は基本的には珍しいです (最も有名な例の一つが2019年にSadik Hadzovixがクラシックフィジークからメンスフィジークに戻ったことになりますが,その他の例というとパッとは思いつきません.).

Keone Pearsonのクラシックフィジークの出戻りについて

Keone Pearsonのクラシックフィジークの出戻りの情報を聞いて,やはり,212 lbs転向1年目でオリンピアで3位に輝いた故George Petersonはとんでもない選手だったということです.

今回,Keone Pearsonがクラシックフィジークに出戻る理由の一つに,彼が212 lbsクラスで十分に活躍することができなかったことが十中八九あると考えられます.彼は,地方大会レベルでは良い結果を残していましたが,初出場となったオリンピア 2021ではセカンドコールにも入らない位の惨敗であり,これは,クラシックフィジークで輝かしい成績を残してきた彼にとっては許せなかったと思われます.

 

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彼のポテンシャルがあれば,あと一年程度,頑張ってサイズをつければかなり高い確率で212 lbsでも非常に安定した戦いができると感じたのですが,212 lbsクラスに順応する前にクラシックフィジークに戻るということになりそうです.

終わりに…

基本的に,階級を上げると,その階級に見合った筋肉量をつける必要があるため,1年程度の休養をとることが多いのですが,今回,Keone Pearsonは多くの場合とは異なり,階級を落とすことになます.そういった場合には,1年で再びクラシックフィジークで活躍できる様な身体に戻せるのか興味深いです.

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