2020年から「ナショナルクオリファイ」としての措置が取られていたHIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSIC (ジャパンクラシック)ですが,2022年は通常のプロクオリファイのコンテストとなり,これにより,海外の選手も出場できた様です.
果たして誰がプロカードを取得したのでしょうか?
今回は,ジャパンクラシックの結果について皆さんとシェアしたいと思います!
HIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSICの結果
HIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSICの結果の中でも,今回の記事ではメンズフィジーク,クラシックフィジーク,ボディビルディングの結果を紹介します.
メンズフィジーク
メンズフィジークでプロカードを取得したのは,NATSUKI TAKARAMURAという選手でした.
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今回優勝したNATSUKI TAKARAMURA選手ですが,大変素晴らしい仕上がりでした.
メンズフィジークでは,身体がどれだけ逆三角形もしくはT型かが鍵を握り,そのために相対的にウエストラインは細い方が有利なのですが,今回優勝したNATSUKI TAKARAMURA選手は決して,ウエストラインが極端に細い選手ではありませんでした.
ただ,コンディションが非常に素晴らしく,ミッドセクションのセパレーションがはっきりしており,また,とにかく三角筋中部の発達が素晴らしいため,相対的に逆三角形に見え,評価が高くなったと考えられます.
さらに,バックポーズをとったときの背中の厚み,広がり,凹凸が非常に素晴らしく,優勝に値する身体だったと思います.
彼ですが,1998年生まれということで,2022年で24歳です.24歳でこの肉体というのは非常に素晴らしいですね.
クラシックフィジーク
クラシックフィジークでプロカードを取得したのは,Yasushi Murakamiという選手でした.
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今回優勝したYasushi Murakami選手ですが,非常にバランスの良い仕上がりでした.
Yasushi Murakami選手は2021年にもプロクオリファイに出場し,そのときはカテゴリ内に2位に終わり,各カテゴリーの優勝者のみが出場できるオーバーオールに出場することができませんでしたが,今回はその雪辱を果たした形になります.
インスタグラムを確認するとY4 Gymを拠点にしてトレーニングを行っていることがわかりますね.
ボディビルディング
ボディビルディングでプロカードを取得したのは,KATSUTOSHI MATSUSAKAという選手でした,
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今回優勝したKATSUTOSHI MATSUSAKA選手ですが,コンディションをかなり上げてきたという印象です.
KATSUTOSHI MATSUSAKA選手は,今までに何度かプロクオリファイに挑戦している様ですが,残っている記録を見た限りでは,もうあと少しだけコンディショニングに注力するだけで大きく変わると感じました.
その中で,今回のコンテストではばっちりと仕上げた印象が非常に強く,これがプロカード取得に繋がったと考えられます.
インスタグラムを確認すると,ボディビル団体の一つであるNABBAでプロカードを取得し,ジャッジに関しても勉強を積まれている様です.団体は異なりますが,この様な経験が活きて,今回の結果につながった可能性は十分にあります.
終わりに…
今回のジャパンクラシックでは,当初はプロカードが6枚発行される予定でしたが,出場者が少なかったウェルネスとフィギュアのプロカードは発行されず,合計4枚のプロカード発行となりました.
この辺は,日本の中でどのカテゴリーが人気であるかがかなり反映されており,これを考えると,フィギュアやウェルネスの選手が日本でプロカードを取るのは,そもそもかなり難しいことであると考えてしまいました (コンテストが開催されても人数が集まらないと,そもそもプロカード発行に該当するコンテストにならないのは,競技人数がそもそも少ないカテゴリーにはやや不利な気もします.).
とにもかくにもコンテストに出場された方はお疲れさまでした!