ロニーコールマン,コンテスト時まで体重が戻る

ミスターオリンピアを史上最多タイの8連覇を成し遂げたRonnie Coleman (ロニーコールマン)は,超ヘビートレーニングを実施することで非常に有名であり,現役時代に凄まじい肉体を手に入れた代わりに,現役引退後は数々の怪我に悩まされてきました.

この怪我を治療するために多くの手術を経験したことで現役時代と比較してびっくりするほど筋肉量を落としてしまった彼ですが,どうやら,最近では継続的にトレーニングをすることで筋肉量が現役時代までとは言わないものの,筋肉量が回復している様です.

今回は,この情報を皆さんとシェアしたいと思います.

ロニーコールマンの体重が戻りつつあるという情報

ロニーコールマンの体重が戻っている情報ですが,以下の動画になります.

動画の作成元は,ロニーコールマンのyoutubeチャンネルになります.

今回の動画は,19:38の動画になり,彼の体重が戻っている情報とその理由 (=幹細胞治療)について主に述べられています.

ロニーコールマンの体重が戻りつつある理由

まず,最近のロニーコールマンの体重について以下の様に述べられています.

I got a lot more energy than I used to have. So I have put on about 30-pounds. I went from like 255lbs to 285lbs somewhere in there. I had to weigh myself about ten times to be sure. It’s been a long time since I’ve been that heavy.

以前よりずっと元気になりました.だから,30 lbsほど体重が増えました.255 lbsから285 lbsに増量したことから,た念のため10回ほど体重を測ってみました.そんなに重くなったのは久しぶりです.

参考までに,ロニーコールマンが現役だった当時,オフシーズンは315–320 lbs (=約143–145 kg),コンテスト時は287–300 lbs (=約130–136 kg) の体重だったため,絞れているオフシーズンのときと比較しても30 lbs (約13.6 kg)ほど軽い状態になりますが,それでも,ロニーコールマンの年齢 (2022年で58歳)でここまで体重を戻せるのは流石のマッスルメモリといったところでしょう.

ロニーコールマンがここまで体重を戻すことができた理由について以下の様に述べられています.

I’m training six days a week now, about an hour, hour and half a day, but I think most of it comes from me doing the stem cell treatments because I’ve had three so far, and every one I noticed that, you know I put on a little bit more size after each one, and less pain, and I just feel so much better.

今,週6日,1日1時間から1時間半のトレーニングをしている,その様にできるほとんどは幹細胞治療によるものだと思う.これまで3回受けたが,1回ごとに少しサイズが大きくなり,痛みが少なくなり,とても気分が良くなった.

ロニーコールマンは,冒頭に述べた通り,現役引退後,多数の怪我に悩まされ毎年の様に手術を行っていました.その数,ここ5年間の間で13回に及び,単純計算では1年の間に2-3回の手術を行っていました.その最後の手術を行ったのが2020年に行ったお尻の手術であり,それからは手術を行っていません.手術を行うと,体重が落ちてしまうことは必然的であり,ここ約2年の間は手術を全く行わないというロニーコールマンとしては大変珍しい年を送ったことにより,今回の体重の回復につながっているのだと思われます.

また,かねてからロニーコールマンが実施していると述べていた背中の幹細胞治療の経過が芳しく,これにより,痛みが少ないことから継続的にトレーニングできていることも要因の一つでしょう.

終わりに…

現役時代のロニーコールマンの凄まじい肉体を知っているだけに,近年のロニーコールマンの姿は非常に寂しいものがありましたが,今回の情報によれば,コンテスト出場時とほぼ同様の体重に戻っているということでしょう.

流石に,当時の肉体には戻らなくてもそれに近い体型になってくると,我々としては非常に嬉しいですよね.

関連記事