World’s Strongest Man 2017が議論の的に

世界で一番の力持ちを決める大会がWorld’s Strongest Manであり,World’s Strongest Man 2018で優勝したHafthor “The Mountain” Bjornssonは,デッドリフトの世界記録である501 kgを保持しています (2020/05/23現在).

そんなHafthor Bjornssonですが,World’s Strongest Man 2017では,Eddie Hallに僅差で敗れました.しかし,2020年の今になって,当時の結果が無効であると主張しています.

今回は,このニュースについて皆さんとシェアしたいと思います.

World’s Strongest Man 2017が議論の的となったきっかけ

World’s Strongest Man 2017が今更議論となっているのは,Hafthor Bjornssonの異議申し立てをYouTube上にてWorld’s Strongest Manの公式チャンネルであるOfficial Strong Manがアップしたことです (アップロードされた翌日に削除されました.).

Hafthor Bjornssonの主張

その削除された動画の論点は,「World’s Strongest Man 2017はEddie Hallと審判のColin Bryceによって自身が勝利するはずだったタイトルがEddie Hallに渡った」というものになります.具体的には,World’s Strongest Man 2017の競技の一つだったバイキングプレス (基本的にスタンディングバーベルショルダープレスみたいなものですが,重量が上記を逸します.)にて,自身が取り消された回数に関する判定が無効であるということを述べています.

事実,最終的にHafthor BjornssonとEddie Hallの得点差は1点差だったため,Hafthor Bjornssonの取り消された一回がなければ,Hafthor Bjornssonが優勝していました.

Eddie Hallの主張

この動画にて批判されていたEddie Hallは,すぐさま,インスタグラム上にて以下の投稿を行っています.

 

この投稿が何を言っているかというと,その削除された動画では,最後表彰でHafthor BjornssonとEddie Hallが握手している部分を意図的に切り取り,Hafthor Bjornssonが握手を拒んでいるかの様な演出をしており,それをEddie Hallが問題視しているということです.

また,この動画に対して,すぐさまEddie Hallは以下の動画を投稿しました.

この動画で述べていることは,「Hafthor Bjornssonがバイキングプレスの競技上のルールを逸脱しており,それによってペナルティを課せられるのは至極当然である」というものです.具体的には,Hafthor Bjornssonが,「重りを頭上で静止する」,「肘と脚の使い方」という二点に問題があり,それを再三ジャッジに指摘されているといものです.特に,14回目は,「ダブルディッピング」といって,上がらなくなった重りを下半身の反動を使ってあげているとしてルール違反であり,それは回数として計上されないのは当然であるというものです.

World’s Strongest Man 2017の議論の結果

World’s Strongest Man 2017の結果の正当性について,Eddie Hallが示した動画によって,Hafthor Bjornssonの主張は退けらられるという結果になっています.

Hafthor Bjornssonの主張は,すでに削除されてはいますが,公式チャンネルを媒体に発信したことから,彼の主張が通らなかったということは相応の処分が下るべきであると考えられます.事実,このEddie Hallの動画が投稿されてから,Hafthor Bjornssonは以下の動画を投稿しています.

この動画で述べているのは,自身がStrongest Manの競技から事実上の引退を行うというものです.これだけの騒ぎを起こしたのならば,相応の身の振る舞い方となるのでしょうね….

終わりに…

私は,この記事を書くまでは,Strongest Manのルールにそこまで詳しくなかったのですが,各競技にかなり厳密なルールがあったのですね.

素人目線では,違いがそこまではっきりしないと感じましたが,それを瞬時に見抜く審判はすごいですね.

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