アーノルドクラシックは,アメリカで実施されるアーノルドクラシック in コロンバスオハイオが非常に有名ですが,実は,オーストラリア,アフリカ,南アメリカ,アジア,ヨーロッパ,イギリスで開催されています.
今回は,その中でも,アーノルドクラシック 2022 in 南アメリカ (ブラジル)のオープンクラスボディビルディングの結果を皆さんとシェアしたいと思います.
アーノルドクラシック 2022 in ブラジル結果
アーノルドクラシック 2022 in ブラジルのオープンクラスボディビルディングの結果ですが以下の通りです.
- 1位:Rafael Brandao
- 2位:Vitor Hugo Boff
- 3位:Thiago Lins
- 4位:William Martins
- 5位:Emir Omeragic
1位:Rafael Brandao
優勝は,Rafael Brandaoでした.
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今回のコンテストにおいて,彼の優勝は非常に順当な結果だったと思います.トップ3の中で,最も身体のバランスが取れており,コンディションも良く圧倒的だったと思います (優勝したルーマニアプロ 2021から引き続き良い仕上がりでした.).スコア的には,プレジャッジの段階では2位のVitor Hugo Boffが僅か一点良かったのですが,ファイナルでは Rafael Brandaoが巻き返すことで最終的には彼が優勝しました.
彼は,Flex Lewis (フレックスルイス)と一緒にトレーニングをしている姿を何回か動画で確認しているのですが,仕上がりも何だかフレックスルイスに似ている様な感じが個人的にはしています.
2位:Vitor Hugo Boff
2位は,Vitor Hugo Boffでした.
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Vitor Hugo Boffですが,プレジャッジの段階で優勝したRafael Brandaoを上回っていたことか分かる通り,コンディションはかなり良かったです.彼は,筋肉一つ一つがはっきりして,筋肉同士のセパレーションの良さで勝負する選手ではないのですが,彼のバスキュラリティから分かる通り,コンディションはかなり良かったと思います.
ただ,少し気になったのがミッドセクションです.崩れてはいないのですが,そもそも,どのポージングを取ってもミッドセクションがはっきりすることがなく,これは,近年のミッドセクションを重要視するジャッジの潮流を考えると大きな減点であると感じました.
このため,全体的なサイズアップももちろん必要ですが,よりレベルの高いコンテストで上位に入賞するためにはミッドセクションを改善する必要があると思います.
3位:Thiago Lins
3位は,Thiago Linsでした.
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Thiago Linsですが,一言で表して,とんでもないサイズの選手だったと思います.特に凄かったと個人的に感じたのは彼の脚です.脚のサイズがとんでもなく大きく,しかも,サイドポーズをとったときに臀部までセパレーションがはっきりしており,脚についてはかなり強い選手であると感じました.
その他の部位をとっても,サイズに関してはトップ3で最も優れていましたが,課題は2位のVitor Hugo Boffと同様にコンディションでしょう.Thiago LinsもVitor Hugo Boffと同様にミッドセクションのコンディションが良くなかったのですが,両者を比較するとThiago Linsの方が状態は悪かったと思います.
具体的には,フロントポーズからバックポーズに移行する際に,ミッドセクションから力が抜ける瞬間があり,そのときにミッドセクションがかなり崩れてしまっているのが正面から確認できてしまいました.また,バックポーズから両者を比較すると,Thiago Linsのウエストはより太くなっており,これが両者の間で差がついてしまった要因であると考えられます.
終わりに…
アーノルドクラシック in ブラジルは,ブラジルという立地の問題もあり,中々,トップ選手が出場するのが難しくなってしまっているのが少し残念ですよね.
ただ,アメリカ国内で実施しないからこそ,アメリカ国内のコンテストには中々出場しないような選手を見ることができ,そのような点では非常に興味深いと思います.