リストラップをするトレーニーの中で,UESAKAという名前の会社を知っている方は非常に少ないと思います.
そんなUESAKAのリストラップは,実は,日本人のプロボディビルダーである山岸選手が使用しています.
今回は,その山岸選手も使っているUESAKAのリストラップにレビューを皆さんに公開します!
UESAKAとは
UESAKAは,オリンピックで採用される様な高品質のバーベルを製作する日本の企業です.そのため,ウェイトリフティング競技を行っている方には,もしかしたら馴染みがあるかもしれない企業になります.
すなわち,UESAKAを一言で表すと,世界レベルでのウェイトリフティング用のバーベルを製作している企業となります.ウェイトリフティングは,挙上重量を競う競技であるため,バーベルやウェイトの重量が重要となってきます.その中で,ウェイトを支えるバーは厳しい品質が求められ,そこにUESAKAの確かな技術が生かされております.
実際に,UESAKAは国際重量挙げ連盟が国内で唯一認めている競技用バーベル製作企業であり,これにより6回のオリンピックでUESAKAのバーベルが使われて来ました.
UESAKAをどこで知ったか
私はウェイトリフティングの競技歴がある訳ではないので,元々UESAKAを知っていたわけではありませんでした.
一時期,私は慢性的な左手首の痛みに悩まされていたことがあり,リストラップの購入を検討していた時期がありました (その時は,ノーギアでベンチプレス145kgを週に2回とかやっていたため痛めていたのかなと思います.).そのときに,日本人プロボディビルダーである山岸秀匡選手のトレーニング動画で,山岸選手が着けているリストラップを見つけ購入を検討しました (正直,動画の中でメーカー名を見るのがすごく大変で何回も見直して探しました.).
それがその動画になります.
本動画の作成元は,山岸選手のyoutubeチャンネルになります.
今では,山岸選手の動画の言語は日本語ですが,この当時の山岸選手の動画のほぼ全ては英語だったため,本当に良い時代になったと思います.
UESAKA リストラップの外観
買ってまず感じたことは,若干ホームページのイメージよりも色合いが濃いかなということです.実際の画像が以下になります.
写真をみると分かりますが,かなり作りがチープですよね.
裏面はこんな感じです.
縫い目の加工が荒いですね.材質としては,おそらくウレタン?であるため,手首にフィットして包みこむ様な構造になっています.
表面の細部は以下の通りです.
一般的なリストラップは,何周か巻きつけて最後にマジックテープで止めるのが一般的ですが,UESAKAのリストラップは一周巻きつけて最後にマジックテープできつさを調整します.
UESAKA リストラップを使ってみて
使ってみて,きつさをマジックテープだけで調整できるためかなり使いやすいです.一般的なリストラップは,きつさを調整するために最初から巻き直す必要があるのですが,これはその必要がありません.
また,洗うことも可能です.手首と接触する部分がウレタン?製であるため,すぐに乾くので毎日トレーニングを行い,毎日,リストラップを洗う様なヘビートレーニーにとっては非常に重宝するのではないかと思います.
さらに,私は,山岸選手意外にこれを使っている人を見たことがありません.したがって,他人と同じ製品を使いたくないという方には非常におすすめできます.
ただし,欠点があるとすれば,前述した様に若干作りが甘いということです.バーベルは非常に高品質のものを作っているだけあって,サポーターにここまで手を抜かれてしまうと正直残念です.また,私が購入したときの価格は3000円程度でしたが,現在の価格が5400円であることを考えると,この価格でこの作りの甘さは許せない人はいるかと思います.
UESAKA リストラップはどこで買えるか
UESAKAの製品は,基本的にUESAKAのホームページから購入することができます.以前は,商品を選択して見積もりを頂いて,指定先に振り込むという形が取られていましたが,最近ではオンラインショップの様な形式が取られている様です.
値段に関してですが,私は3200円くらいで購入した記憶があるのですが,最近調べ直したところ,現在の定価は税込で5400円です (結構値段が上がっていますね).そのため,もしかすると,私が今回レビューさせて頂いたものよりも作り込みがしっかりとなされている可能性もあります.
終わりに…
私の様に,トレーニング道具は他人と違うものを使いたいと感じている人には非常におすすめできる製品かと思います (作りは甘いですが….).
ぜひ,UESAKAのリストラップをトレーニングに取り入れて,トレーニングの質を向上させてください!