オリンピア 2019に出場しない?ビッグラミーの身体が凄い!

2018年のオリンピアで6位となり,自動的にオリンピアに出場できる権利を失ったビッグラミー.オリンピアには出場できないはずですが,ゲストポーズで見せたコンディションが凄い事になっていると話題になっています.

今回は,ビッグラミーのゲストポーズについてシェアします!

2019年上半期のビッグラミーのおさらい

以前お伝えした通り,スポンサーのサプリメント企業をGATからDragon Pharmaに変え,トレーニング環境ではクウェートのOxygen Gymから去り,トレーニングコーチをNeil Hillに変えるなど,心機一転を図った今期ですが,「メンタルとフィジカルの不一致からコーチのNeil Hillからは今期は指導することができない」と言われました.

この状況で,オリンピアに出場するために,専ら出場すると言われていたタンパプロにも不出場で,オリンピアに出場するためのポイント (オリンピアの出場権は基本的に該当コンテストでのポイント制で争われます)がないことから,2019年のオリンピアは出場できないと言われています (実際に,2019年の競技者リストにも名前はないですし…).

ただ,この状況で先週末に彼が見せたゲストポーズでのコンディションが素晴らしく,話題を呼んでいます.

ビッグラミーのゲストポーズの動画

ゲストポーズの動画はこちらになります.


動画は,彼のスポンサーサプリメント企業であるDRAGON PHARMAが作成したものです.

リラックス

フロントポーズはフロントのラットスプレッドになりますが,まず,目に行くのが脚の太さですね.ここまで,脚が太い選手はあまりいません (2次元的な広がりならば,サイズに定評のあるローリーウィンクラーよりもビッグラミーですね).

ビッグラミーの脚が太いときは,基本的にウエストのラインが絞れていないことが多いのですが,今回はウエストもしっかり絞れており,腹筋もしっかりと出ています

怪我で不調であると言われていた肩もこの角度では,あまり問題があるようには見えません.

ビッグラミー ゲストポージング 2019 リラックス

サイドチェスト

サイドチェストのポーズになりますが,若干,ハムストリングス及び臀部の仕上げが悪いかなと感じます.ただ,ゲストポーズという観点で言えば,全く問題ないレベルであり,トータル的に見れば非常にコンデションは良さそうです.

バックラットスプレッド

バックのラットスプレットですが,とにかくでかい!
先に述べた様に,臀部,ハムの仕上がりは甘いですが,背中は厚く,広いです.

ビッグラミー ゲストポージング 2019 バックラットスプレッド

ビッグラミーはオリンピア 2019に出場するのか

ビッグラミーがオリンピア2019に出場するかどうかですが,不透明です.

今回の記事で紹介した以上のポージングは,ゲストポーズで見せたものです.ビッグラミーは先に述べた通り,オリンピアの出場権を持っていないため,理論上はオリンピアに出場することはできません.

ただ,彼が1つ,オリンピアに出場する方法があります.それは,オリンピア側からスペシャルインバイトを受け取ることです.スペシャルインバイトに関しては,既に,Cedric Mcmillan,Kai Greene等が受け取っているという話はありますが,ビッグラミーに関しては定かではありません.ただ,Cedric Mcmillan,Kai Greeneがスペシャルインバイトを受託しないことが濃厚であるため,ビッグラミーが代わりにスペシャルインバイト枠で出場する可能性は十分にあります

ただ,現状有力なのは,オリンピアの後のコンテストに照準を合わせているのではということです.オリンピアの後には,数週間の間に,複数のコンテストが開催されるため,プロはオリンピアで準備した身体でいくつかの試合に臨むのが恒例化しています (無理な減量を新たにする必要もありませんし…).

いずれにして,3週間前でこのコンディションならば,いずれのコンテストに出場しても面白い結果になると思います.

2019/12/31追記:

結局,ビッグラミーはミスターオリンピア 2019に出場はしませんでした.そのかわり,アーノルドクラシック 2020 in コロンバスオハイオに照準を合わせている様です.

終わりに…

ビッグラミーが2019年もコンテストの準備をするという話は知っていましたが,Neil Hillにコーチングをしてもらえないということで,仕上がりには関心がありました.しかし,やはり,プロということで流石の仕上がりですね.

果たしで,オリンピアに出るかはわかりませんが,出場したらダークホースになること間違いなしですね!

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