腹筋を鍛えるトレーニングを行う前に知っておきたい3つの間違い

「腹筋が見える状態」は,ボディビルダーのみならず,多くのトレーニングをしている人にとって羨望の対象です.

「腹筋が見える状態」を作り出すために,多くの方が腹筋運動を行うのですが,そもそも腹筋運動をする前に,腹筋に対して誤解を持っている方が多いのも事実です.

今回は,腹筋に対して,多くの人が持っている3つの誤解についてシェアしたいと思います.

腹筋運動”だけ”をしても腹筋は割れない

まず,基本的には,腹筋運動だけ行っても腹筋は割れません

一部,体脂肪率の低い方は腹筋運動をするだけで腹筋が明確になりますが,だいたいの方は腹筋をするだけでは腹筋は割れません.すなわち,腹筋を割るために,腹筋運動”だけ”を行うことは間違いになります.

正しく腹筋を割るためには,まずは,腹筋が割れている状態について考える必要があります.そもそも,全ての人は腹筋運動をする前に既に腹筋が割れた状態になっています.それなのに,腹筋が割れて見えないのは,皮下脂肪が邪魔しているためです.言い換えれば,皮下脂肪が邪魔していなければ腹筋は割れて見え,そのため,痩せ形の人はもともと腹筋が見えている,あるいは,腹筋運動をさほどしなくても腹筋が見える様になります.したがって,腹筋を割るためには,必然的に皮下脂肪を落とす必要があり,そのためには,ダイエットを並行して行う必要があります

それでは,腹筋運動をする意味はどこにあるのでしょうか.腹筋運動は,それにより腹筋を強くすることで,腹筋同士のセパレーションをはっきりとさせ,腹筋自体を肥大させるために行います (間違っても,腹筋は皮下脂肪を落とすエクササイズにはなりません.皮下脂肪を落とすためには,ダイエットを行う必要があります.).確かに,腹筋をさほどしていなくても腹筋が見えている人もおりますが,それでは腹筋としては貧弱であり,「ボコボコとした」腹筋を作るためには腹筋運動を欠かすことはできません

「毎日腹筋運動を数百回行えば腹筋が割れる」という謳い文句

多くのアスリートが,「腹筋を作り上げるために毎日数百回の腹筋運動を行っている」と言ってるのを見かけますが,数百回の腹筋運動を行うことは腹筋を割るのには向いていません

腹筋を毎日,数百回行えば確かに腹筋は強くなるかもしれません.ただ,アスリートが腹筋が割れているのは,そもそも痩せ形であること,腹筋運動と並行して有酸素運動を行っているためです.そのため,一般の方が腹筋運動を毎日,数百回行っても腹筋が割れるという可能性は低いです.

そのかわり,腹筋運動を毎日数百回も行えば,腰を痛める可能性が非常に高いです.腹筋運動は,日本バスケットボール協会によって腰痛の原因となるとして「推奨できない」と指定していることかわもわかる通り,腰を痛める可能性が非常に高い種目になります.そのため,腹筋運動を毎日数百回行うことはおすすめできません.

「割れた腹筋 = シックスパック」という認識

「割れた腹筋 = シックスパック」という認識は正しくありません.

実は,腹筋は,人によって形が大きく異なるため,人によってはエイトパック ( = 腹筋が8つに割れること)の人もいればフォーパック ( = 腹筋が4つに割れること)の人もいます (アーノルドシュワルツネッガーなんかはフォーパックですね.).そのため,鍛えても鍛えても腹筋が6つに割れないという方も実はいます.

また,腹筋のつき方も色々あって,中央に密になって寄っている人,中央から離れている人 ,左右つのつき方がバラバラなど,人によって様々です (こういう観点を持っていると,ボディビルダーの身体を見たときに一つの気づきになりますね.).

 

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Which abs do you have? Not sure there is a 10 pack but maybe someone can tell me they are? #abs

Rich Gaspari(@richgaspari)がシェアした投稿 –

 

私は,腹筋が10パックの人はみたことがありませんが,上記の投稿で例として挙げられていることから,実在するんでしょうね.

終わりに…

腹筋運動は手軽に行える種目ではあるものの,以前の私もそうであった様に,「腹筋を割るためには腹筋だけすれば良い」という腹筋に対する誤った認識を持っているが故に,中々,エクササイズの効果が現れないという方が多いのが事実です.

そのため,腹筋運動を行う前に,「どうすれば腹筋が割れるか」ということを事前に知っておくことで効果的にトレーニングができると思います.

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