ニックウォーカーがアーノルドクラシック 2022不出場の理由

NIck Walker アーノルドクラシック 2022 欠場理由

IFBBプロの三大コンテストの一つに数えられるアーノルドクラシックは,出場する選手のレベルも非常に高いことで有名です.

そんなアーノルドクラシックを初出場ながら優勝を飾ったNick Walker (ニックウォーカー)ですが,アーノルドクラシック 2022 in コロンバスオハイオには出場しないことを明言しています.

今回は,ニックウォーカーがアーノルドクラシック 2022 in コロンバスオハイオには出場しない理由について述べている投稿を見つけたため,皆さんとシェアしたいと思います.

ニックウォーカーがアーノルドクラシック 2022を欠場する理由

ニックウォーカーがアーノルドクラシック 2022を欠場する理由ですが,彼のインスタグラムの投稿で確認することができます.

今回の彼の投稿ですが,以下の様に述べています.

Everyone keeps asking “why aren’t you doing the Arnold?”

I remember when I did the Chicago pro 6 weeks after I just turned pro. I took 4 place, 3 top guys in the sport beat me. Was I mad I didn’t win? I mean I think that should be anyones initial reaction when the goal is always to win. But I also knew I just got 4th behind some of the best.

I remember the next morning I looked myself in the mirror and I said “they will never beat me again”

Fast forward some, I won New York, I won the Arnold, I got 5th place at my first olympia. Those guys have not beaten me again.

With the guys that beat me at the olympia, it just doesn’t make sense to continue to compete without making the improvements needed to beat those guys at the olympia. I need the off-season to make big improvements for the olympia 2022.

Speak it into existence- olympia 2022, im coming for it all.

みんな「なんでアーノルドに出ないんだ」と言います.

プロになったばかりの頃,6週間後にシカゴ・プロに出た時のことを思い出します.私は4位を取り,トップ3人が私を破りました.優勝できなかったことに腹を立てていたのでしょうか?勝つことが目的であれば,誰でもそう思うはずです.でも,トップ選手たちに次いで4位になっただけだということもわかっていました.

翌朝,鏡の中の自分を見て,「彼らはもう二度と自分に勝てないだろう」と言ったのを覚えています.

ニューヨークプロで優勝し,アーノルドで優勝し,初めてのオリンピックで5位に入りました.その選手たちは,もう私に勝つことはできません。

オリンピアで私を破った選手たちに,オリンピアで勝つために必要な改善をしないまま競技を続けるのは意味がないのです.2022年のオリンピアに向けて,オフシーズンに大きく改善する必要があるのです.

2022年のオリンピアでの戴冠を実現させるために.

今回の発言は,正直言って,かなり強気の発言になりますが,要はニックウォーカーが一度勝った選手にはもう二度と負けることはないし,実際にそうなっているということを言っているのでしょう.

彼のプロ初戦となったシカゴプロ 2020では,Akim Williams,Justin Rodriguez,Maxx Charlesに敗れ4位になったわけですが,彼が主張する様に,シカゴプロ 2020以降のコンテストにて彼らはニックウォーカーに敗れています.

このこのとから,一度勝った選手にもう一度勝つために準備をするよりは,オリンピアで敗れた選手を破るために準備をする方が建設的であると考えたのでしょう.

終わりに…

ニックウォーカーがオリンピア 2021でトップ5に入っていることを考えると,オリンピア 2022の出場権を手に入れており,そうなると,アーノルドクラシックに出場する必要はなく,アーノルドクラシック 2022の欠場はそこまで不思議ではありません (むしろ,欠場する方が普通の様な気がします.).

今回,ニックウォーカーが説明した欠場理由が非常に強気であることから,彼が本当にオリンピアで結果を残せるのかに注目が集まります.

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