2022年になってからダウンサイズが顕著となっていたRoelly Winklaar (ローリーウィンクラー)ですが,肩の手術を行ったようです.
今回はこの情報を皆さんとシェアしたいと思います.
ローリーウィンクラーとは
ローリーウィンクラーは,1977年生まれの,オランダ領キュラソー島出身のボディビルダーです.身長は168.9 cm,体重は150-135 kgです.
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ローリーウィンクラーがプロ転向したのは2010年であり,プロ転向した2010年にボディビル三大大会に数えられるニューヨークプロで優勝するという離れ業を見せつけます.
さすがに,プロデビューしてから2年間は大きな成績を残すことができませんでしたが,2013年のオリンピアで7位に入賞し大きな飛躍を果たします.それからは,皆さんの中で多くの方が知っている通り,アーノルドクラシック 2018 in オーストラリアで優勝,オリンピア 2018で3位などの輝かしい戦績を誇っています.
特に,キャリアハイだったオリンピア 2018では,「ファンが選ぶミスターオリンピア」にも選出されていることからも分かる通り,“調子が良ければ”ミスターオリンピアを獲得できるポテンシャルがあります.
ちなみに,彼は,日本でも比較的知名度が高く,その理由としては現在日本の一部トレーニーの間で大流行しているYamamoto Nutritionとスポンサー契約を結んでいたからでしょう.一時期は,Yamamotoから離れ,bpiと契約を結んでいましたが,それからまたYamamotoに戻ったようですね.
ローリーウィンクラー,手術の情報
ローリーウィンクラーの手術の情報ですが,彼の以下のインスタグラムの投稿です.
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今回の投稿では,「手術」という情報しかありませんが,以下の動画で確認すると,どうやら肩の手術を行ったことがわかります.
動画の作成元は,大人気筋トレyoutubeチャンネルであるNick’s Strength and Powerです.
一般人からすると,オランダ人のローリーウィンクラーがなぜブラジルで出場を受けるのかがいまいち理解できませんが,もしかすると,その道の専門家がいるのかもしれませんね.
ローリーウィンクラーの手術は随分前に決まっていたか
今回の手術ですが,昨日,今日に決まったことではなく,恐らく,数ヶ月前から既に決定していたと思われます.そのため,2022年のシーズン中に手術を行うことがわかっていたことから,ローリーウィンクラーは,2022年シーズンはコンテストに出場していなかったという可能性は十分にあると思います.
実際に,彼は,2022年シーズンの途中にWilliam Bonac (ウィリアムボナック)との合同トレーニングを行いましたが,このときもトレーニングをするのではなく,終始,彼のコーチとしてトレーニングに参加しているような位置付けでした.
動画の作成元は,ウィリアムボナックのyoutubeチャンネルです.
そのため,少なくとも,この時点で2022年シーズンに肩の手術を実施することが決定しており,だからこそ,一緒にトレーニングをしなかった可能性は十分にあると思います.
ローリーウィンクラーのダウンサイズは手術のため?
今回の手術とローリーウィンクラーのダウンサイズの因果関係についてですが,正直,そこは断定することはできません.ただし,ローリーウィンクラーが2022年シーズンをオフシーズンとしたことで,ボディビルダーが行うサプリメントプロトコルを実施しなかったため,これまでのシーズンと比較してダウンサイズしてしまったような印象を受けてしまった可能性は十分にあると思います.
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今回,肩の手術を行ったことで,彼のコンテストの復帰は2023年以降になりますが,そのときに,かつてのサイズ感を取り戻せるのか,もしくは,このまま引退になってしまうのかは注目が集まります.
終わりに…
ローリーウィンクラーに限らず,ボディビルダーが肩を痛めるというケースは非常に多く,その多くの選手はやはり手術を行うまでに至っています.肩の手術が引退の理由になるというケースはそこまで多くありませんが,キャリアの後半に差し掛かっているローリーウィンクラーの場合,これがどのように彼に作用するのかは非常に気になるところです.