「首ゴジラ」ことRubiel Mosqueraがやはり良い

Rubiel Mosquera 近況 2024年6月

2023年末にプロカードを取得し,その直後に出場したコンテストでいきなりトッププロと互角の戦いを披露し,世界を驚かせたRubiel Mosqueraですが,クウェートのOxygen Gymで更なる進化を披露しています.

今回は,この情報を皆さんとシェアしたいと思います.

Rubiel Mosqueraとは

今回,紹介するRubiel Mosqueraは,2023年11月時点で28歳のコロンビア出身のボディビルダーです.身長は約180 cm,体重は104-111 kgです.

彼は,2019年に実施されたSouth American Championshipsのボディビルディングの100 kg超級で優勝し,IFBBエリートプロになりました.

IFBBエリートプロであるため,彼のプロに転向してからの戦績を調べることは中々困難なのですが,2019年に行われたElite Pro Cancunで3位,同じく2019年に行われたElite Pro South Americaで2位と優れた成績を残しています

そんな彼の最大の特徴と言えば,冒頭で述べた通り首の太さになります.どうやら,彼の首の太さは20.5インチ ( = 52 cm)ある様で,首があまりにも発達しすぎて顔よりも大きくなっています

この投稿を見ても,彼が如何に首が発達しているのかが分かるかと思います.

ちなみにですが,日本人男性の首の太さの平均値が35.8 cmである様なので,彼の首が如何に太いかが分かりますね.

Rubiel Mosquera,Oxygen Gymで近況を披露

Rubiel Mosqueraは,Oxygen Gymでコンテストの準備を続けており,それは彼の複数のインスタグラムから推察できます.その中で,彼が近況を披露したのは以下の投稿です.

海外のボディビルディングに非常に詳しい方は,この階段を見ただけでどこのジムかわかるかと思います(過去には,Brandon Curryもこの場所でポージングを行っていましたね).

今回の投稿では,彼が自身の身体を完全に披露しているわけではなく,その一部始終しか確認することができません.それでも,少し彼の身体が見えるだけでとんでもないサイズであることがわかります.

Rubiel Mosquera,フロント部位の筋肉は圧倒的

今回のRubiel Mosqueraの近況アップデートで確認することができるのは,フロントの部位だけですが,とにかく,大腿四頭筋と上半身の全ての部位が圧倒的です.

大腿四頭筋

彼は,そもそも大腿四頭筋がかなり強い選手ではありますが,今回の投稿でもその強さが健在です.

Rubiel Mosquera 近況 2024年6月

これに加えて,注目すべきは,大腿四頭筋にバスキュラリティがはっきり確認できる点です.このことから,オフシーズンではあるものの,そこまでコンディションが悪いわけではなく,コンテストに向けてある程度,準備していることが伺えます.

カーフ(ふくらはぎ)

下半身を評価する上で,大腿四頭筋に加えて重要になるのがカーフですが,カーフも非常に素晴らしいです.

Rubiel Mosquera 近況 2024年6月

カーフはそもそも,遺伝的な側面が非常に大きく,人によっては鍛えても肥大化しない選手もいるのですが,Rubiel Mosqueraは明らかにそれに当てはまらず,非常に遺伝的にも優れた選手であることが伺えます.

ミッドセクション

以上に加えて,上半身もかなり良いです.ウエストは,お世辞にも細いとは言えませんが,ミッドセクションのセパレーションをはっきり確認することができることができます

Rubiel Mosquera 近況 2024年6月

また,それ以外の部位の筋肉1つ1つがが圧倒的にサイズが大きく,フロントポーズだけ見ればオリンピアでトップ6に入るようなトッププロと比較しても遜色ないでしょう.

終わりに…

Rubiel Mosqueraは,一部では,Ronnie Coleman(ロニーコールマン)とも比較される逸材であり,フロントポーズのサイズだけ考えるとその評価は間違っていないと思います.

一方,彼の課題は明確であり,それがコンディションと,背中の仕上がりです.特に,背中についてはやはりプロデビュー間もないということもあり,まだまだ改善する必要があり,それもあって,今回,背中は披露しなかったのかもしれませんね.

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