1970年代から2010年代までの超巨大ボディビルダーを振り返る

「マスモンスター」という言葉を聞いたことがありますか?

これは,サイズが規格外の選手を指すボディビルディング用語であり,主に海外で一般的に用いらている言葉です.

サプリメント,マシンの進化によって,各時代におけるマスモンスターも進化を遂げています.

今回は,そんな各時代のマスモンスターを特集した動画を見つけたため,皆さんとシェアしたいと思います.

歴代の”マスモンスター”達

今回情報源は以下になります.

動画で解説しているのは以下の通りです.

  • 1970年代:Pete Grymkowski
  • 1980年代:Gary Strydom
  • 1990年代:Greg Kovacs
  • 2000年代:Markus Rühl
  • 2010年代:Big Ramy

結構,聞いたことのない選手が多いですね.

1970年代:Pete Grymkowski

1970年代のマスモンスターは,Pete Grymkoskiです.

1970年代と言えば,今でいうクラシカルな体型がボディビルディングの流行でした.

1970年代におけるボディビルダーと言えば,やはりアーノルドシュワルツネッガーですが,今回のチョイスは彼ではありません.これは,確かに彼はサイズ感はありますが,彼の場合,身長が190.5 cmとボディビルダーのしては非常に大柄であるため,それゆえに仕上がり体重が107 kgと一般的には重めな体重になっていたためでした.

一方,今回チョイスするPete Grymkoskiは身長155cmにして,仕上がり体重が118 kgととんでもない重量です.しかも,現代の様なサプリメントやマシン,メソッドが確立されていない時代ですからとんでもないと思います.

 

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Pete Grymkowski Mr. America and Mr.World. He was also a long time owner of Golds Gym which he took over after Ken Sprague in 1979. He was clearly the biggest guy in the gang back late 70s, with a height of 5.10 Pete packed 250 quality pounds of MUSCLE!!!💥 He is also one of the VERY FEW who speak openly about his use of Steroids. “I did use large amounts of steroids though, several thousand mg per week” Today he is 69 years old and still training, He looks very good for his age, Ric Drasin has made a great interview of him on Rics Corner!!!👍 #goldenerafittnes #goldenageofbodybuilding #petegrymkowski #legendaryphysique #legendsofaesthetics #gold #Aesthetic #goldenerabodybuilder #goldsgym #venicemuscle #mrolympia #mrworld #mruniverse #mramerica #goldenaesthetics #perfectbody #protein #carbs #nutrition

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ただ,個人的な感想だと,116 kgの感じには見えないんですよね.恐らく,これが筋密度の問題になるのでしょうか (現代だとマシンが発達しているため,密度の高い筋肉を作ることが可能となります.).

1980年代:Gary Strydom

1980年代のマスモンスターはGary Strydomです.

1980年代と言えば,ミスターオリンピアを最多タイの8連覇していたリーヘイニーが非常に有名ですが,今回のチョイスはGary Strydomとなります.

Gary Strydomは身長188cmにして,仕上がり体重は128 kgとかなり大柄です.このサイズ感ですので,オフシーズンの体重は300ポンド (135 kg)を超えます.ちなみに,リーヘイニーはオフシーズンでも体重が118 kg程度とGary Strydomと比べると非常に軽いです.

この写真からもすごいバスキュラリティです.

動画中では,リーヘイニーとの比較画像もあります.

Gary Strydom

左がGary Strydomになります.彼のオリンピアの最高順位は,1988年の5位ですが,本写真のサイドチェストのポージングでは,リーヘイニーに全く劣っていません.

1990年代:Greg Kovacs

1990年代のマスモンスターはGreg Kovacsです.

1990年代と言えば,ドリアンイェーツの時代ですが,驚くべきことに今回のチョイスは彼ではありません.

Greg Kovacsは,身長が195 cmで,オフシーズンの体重がなんと190 kgで,仕上がり体重が149 kgだったそうです (でかすぎる…).ただ,この数値が物語っている様に,恐らくステロイドの多量摂取により2013年に44歳の若さで亡くなっています.

比較ですが,ドリアンが177cmで体重が141-136 kgであったことから,彼が如何に巨大であるかが分かります.

 

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2000年代:Markus Rühl

2000年代のマスモンスターはMarkus Rühlです.

2000年代と言えば,ロニーコールマンの時代ですが,サイズに関して言えばMarkus Rühlも負けていません.

身長は178 cmで,体重はオフシーズンが148 kg,オンシーズンが128 kgでした.

 

右側がMarkus Rühlになるのですが,僧帽筋に鉄球が入っているのでしょか.それくらい僧帽筋が特に大きいですよね.ただ,オリンピアでの成績は2004年の5位が最高となっています.

2010年代:ビッグラミー

2010年代はビッグラミーです.これは想像がついた人が多いのではないでしょうか.

ビッグラミーは,身長が178 cmでオフシーズンの体重が158 kg,オンシーズンの体重が140 kg程度となっています.

 

以上の選手と比較すると,ビッグラミーはコンディションが甘いと言われつつも,この中では格段にコンディションが良い気がしますね.

終わりに…

マスモンスターと呼ばれる選手は,現代だけでなく各年代にいるわけですね.なんとなくですが,マスモンスターと言われる選手の身体も各年代のトレンドを反映しているため非常に興味深いですね.

また,近年では,ビッグラミーを凌ぐサイズがあると言われているMorgan Asteという選手もおり,やはり,マスモンスターというカテゴリーは非常に興味深いです.

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