今年も残すところあと2ヶ月となりました.日本のボディビル団体の一つである,NPCJがIFBBと包括的な契約をしてから2年となり,2018年から年末近くの11月には,なんと日本でIFBBのプロショーが開催されており,2019年も11/17にジャパンプロの開催が予定されています.
今回は,ジャパンプロの出場者が決定したという情報を入手したため,注目の出場選手を皆さんとシェアしたいと思います!
ジャパンオープンで開催されるクラス
ジャパンオープンでは,ビキニ,メンズフィジーク,ボディビルディング (オープンクラス)が開催されます.昨年は,ボディビルは212ポンドクラスの開催でしたので,,昨年とは開催されるクラスが微妙に異なります.
私は,ビキニの選手にはあまり詳しくないため,今回はメンズフィジークとボディビルディングに絞って注目選手を紹介します (女性の読者の方,申し訳ありません….).
メンズフィジーク
メンズフィジークの出場選手は以下の通りです.
- LaQuinitan Alston
- Joaquim Camps Angel
- Clinton Barbadillo
- Luca Bilolo
- Viet Doan
- Jason Dunning
- Nicholas Grate
- Denis Gusev
- Tomohito Koike
- Joven Sgabain
- Naoto Takemoto
- Yukihiro Yuasa
- Zheyu Zhang
なんと日本人が3人も出場します!IFBBのプロショーに日本人が3人も出場するとは,一昔前までは考えられないことですよね.したがって,必然的に,注目選手も日本人選手となります.
竹本直人選手
まずは,3人の中で最速でプロカードを取得した竹本直人選手です.
竹本選手は,今回紹介する2人と比べてメディアへの露出は少ないため,そこまで有名ではないかもしれませんが,日本人で初めてメンズフィジークのプロカードを取得したということもあり,実力は折り紙つきです.
メンズフィジークという競技の特性上,大腿四頭筋は見えないのですが,私の竹本選手の一押しの筋肉は大腿四頭筋です.びっくりするくらい発達しています.
竹本選手は,南青山のReXerでトレーナーとして勤務している様で,どこかで聞いた話ですが,竹本選手のパーソナルトレーニングは,脚トレ目当てで来る人が多いらしいですね.
小池友仁選手
次に,小池友仁選手です.小池選手というよりも,”JIN”選手と呼んだ方が分かる人が多いと思います.小池選手は,今年の5月に行われたHidetada Yamagishi, Iris Kyle Japan Classicでプロカードを取得しました.
彼は,youtuberとして活躍しており,メディアへの露出も多いことから知っている方も多いと思います.トレーナーとして,山本義徳さんと組んでいることも有名ですね.
湯浅幸大選手
最後は,湯浅幸大選手です.湯浅選手は,今年の7月に中国で行われたアマチュアのミスターオリンピアで3位に入賞し,プロカードを取得しました.
湯浅選手は,メディアへの露出がそこまで多くはないですが,フィジーク界で圧倒的な実力を誇っていることから,ボディメイキングをしている人の間では有名な選手です.彼の特徴は,やはり,コンディションでしょう.元々,ボディビルの選手だったこともあるため,サイズもしっかりあるのですが,どんなショーを見ても彼のコンディションは際立っています.
オープンクラスボディビルディング
オープンクラスの出場選手は以下の通りです.
- Lu Chen Hui
- Yunlong Fan
- Regan Grimes
- James Hollinshead
- Shin Kodama
- Errol Moore
- Jung Soo Park
- Brad Rowe
- Yat Ki Tam
- Daniel Toth
- Mikhali Volinkin
- Guosheng Yuan
オープンクラスは中国選手が多いですね.
Lu Chen Hui
まず,中国人選手でのイチオシ選手は,何と言ってもLu Chen Hui選手ですね.
彼は,昨年のJapan Pro Weekend でのコンテストにて,プロカードを取得した新進気鋭の選手です彼のコーチは,なんと山岸選手と同じミロスなんです.彼のトレーニング様子など度々目にするのですが,凄まじいの一言です.
Shin Kodama
次に,日本人の注目選手はShin Kodama選手でしょう.児玉選手も小池選手と同じく,今年の5月に行われたHidetada Yamagishi, Iris Kyle Japan Classicでプロカードを取得しました.
児玉選手は,HEROGYMの代表取締役としても有名ですね (普段は,ハワイ在住のため,日本でパーソナルはあまり行っていないと思います).
日本では,ボディビルよりもフィジークの人気が高いため,有力選手はボディビルではなくフィジークを行う傾向があります (これは,日本人選手の活躍が難しいと言われるということも関係していますが….)とにもかくにも,山岸秀匡選手以来のプロボディビルダーであり,しかも山岸選手よりも重量が重いクラスであるオープンクラスで,どこまで海外の猛者と張り合えるかに注目が集まります.
Regan Grimes
最後は,やはり,Regan Grimesでしょう.
とんでもない身体をしています….彼は,若干26歳のカナダの新星です (26歳でプロってすごいなと思ったら,プロカードを取得したのは,恐らく,2014年になるので21歳のときになります….).彼は,フレックスルイスとトレーニングをしている動画を見たことがあったため,そのときは「とんでもない人がいるなぁ」という認識でしたが,まさか彼を日本で観れるとは….!
終わりに…
メンズフィジーク,ボディビルどちらにもに日本人選手が出場するため,注目が集まりますね.
ひょっとしたら,表彰台に立つと言うことも十分にありえるため,期待が膨らみます.
ジャパンプロは,11/17にベルサール渋谷ガーデンで開催されます!乞うご期待!