Chicago Pro (シカゴプロ) 2021のオープンクラスボディビルディングが行われ,Hunter Labradaが初優勝しました.
今回は,シカゴプロ 2021の結果を皆さんとシェアしたいと思います!
シカゴプロ 2021の結果
シカゴプロ 2021の結果ですが,以下の通りです.
- 1位 Hunter Labrada
- 2位 Brett Wilkin
- 3位 Maxx Charles
- 4位 Mohamad Shaaban
- 5位 Roelly Winklaar
- 6位 Hassan Mostafa
それでは詳細な結果を見ていきましょう.
1位 Hunter Labrada
1位は,Hunter Labradaでした.
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Hunter Labradaですが,シカゴプロ 2021ではかなり仕上げてきたなという印象でした.
今回,シカゴプロ 2021に出場するにあたって,インスタグラムで色々な投稿をあげていた彼ですが,私の率直な意見として,インスタグラムを見ただけでは「そこまでかな」という様な印象だったのですが,ステージの上で他の選手と比較しながら見るとかなり良かったですね.
彼は,2020年から,フロントポーズはかなり素晴らしかったですが,改めて,本大会でマスモンスターの一人であるRoelly Winklaar (ローリーウィンクラー)と比較しても,引けをとっていなかったことから,かなり高い次元でのサイズを持っていると感じました.
2位 Brett Wilkin
2位は,Brett Wilkinでした.
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彼は,アメリカ出身のボディビルダーであり,恐らく,プロデビューを果たしたのは2019年になると思われるのですが,これまで,過去最高の成績は,トロントプロ 2019の6位でした.
そのため,今回のシカゴプロ 2021では大躍進ということができます.
彼をインターネット上で調べると,プロ転向当時の画像が出てくるのですが,それと比較すると,シカゴプロ 2021での彼は物凄くレベルアップしていることが言えます.
彼ですが,肩周りは非常に大きく,脚のカットも1位だったHuntere Labradaよりもしっかり入っており,本当に素晴らしい選手だと感じました.見た感じですと,Hunter Labradaとは結構接戦だった様に感じるのですが,差がついてしまったのは,恐らくコンディションニングでしょう.
3位 Maxx Charles
3位は,Maxx Charlesでした.
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Maxx Charlesですが,ミロスに師事してから,本当にコンディションを外さなくなりましたね.ミッドセクションはトップ3の中で最もコントロールされており,これから,ミロスが日頃からミッドセクションをかなり重要視してコーチングを行っているということが伺えます.
少し気になったことですが,ウエスト周りの太さです.2020年はもう少し,ウエスト周りがタイトな印象だったのですが,シカゴプロではウエスト周りが結構太い様に見えました.
あれ?ローリーウィンクラーは?
ローリーウィンクラーは,まさかの,5位に終わりました.
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ローリーウィンクラーですが,懸念していた通り,コンディションが悪かったですね.
全体的に非常にソフトな感じで,明らかに,ピークを持ってこれなかった感が否めません.ただ,一時期のコンテストにあった様に,「明らかにバブルガットが目立つ」という様なコンディションではなかったため,恐らく,それなりには仕上げてきたのかなという印象です.
また,個人的に気になったのが,全体的にびっくりする様なサイズ感を感じることができなかった点です.まず,脚に関してですが,他の選手が良すぎるということもあるのかもしれないのですが,ローリーウィンクラーにしては物足りない感じがしてしまいました.また,彼のストロングポイントの一つであった.大胸筋に関してですが,厚みが感じられませんでした.
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(これがオリンピア 2019のときの彼ですが,明らかに今回と異なりますよね.)
この問題ですが,ローリーウィンクラーは,新型コロナウイルスの影響で,中々トレーニングができていなかったということを述べていたことから,それが影響していると考えられます.彼の売りは,やはりサイズですから.このサイズのままだと2021年はかなり苦戦しそうです.
終わりに…
Hunter Labradaは,これでオリンピア 2021の出場を決めたわけですが,オリンピア 2020では非常にセンセーショナルなデビューを果たしたことから,オリンピア 2021で彼がどの様な活躍をするのか非常に楽しみですね.