オリンピア 2020の出場者が決まったのは2020年の10月中旬になるのですが,早くもオリンピア 2021に向けたコンテスが始まりました.
今回は,British Grand Prixの結果を皆さんとシェアしたいと思います!
British Grand Prix 2020の結果
British Grand Prix 2020の結果ですが以下の通りです.
1位 James Hollingshead
2位 Regan Grimes
3位 Marc Hector
今回の大会は非常にこじんまりとしており,オープンクラスボディビルディングの出場者は8人でした.
今回,ステージに2020年5月に亡くなったLuke Sandoeの写真があることから分かる通り,Luke Sandoeに対して哀悼の意を込めたコンテストになっております.
1位:James Hollingshead
1位はJames Hollingsheadでした.
ヨーロッパプロに続いての優勝です.
James Hollingsheadはミスターオリンピア 2020にも出場予定で,オリンピアを数週間後に控えた現段階でコンテストに出場するのが良いのかはさておき,他の選手よりも筋密度が高い筋肉を持っていたなという印象です.
ただ,オリンピアでトップ10に入るためには,まだまだコンディションを突き詰める必要があり,ミッドセクションはもちろんですが,ハムストリングスの仕上がりなどが課題だと思います.
2021/02/21追記:
James Hollingsheadですが,オリンピア 2020を欠場しました.欠場理由としては,大まかにまとめると,出場しても好成績を望めないということになります.この欠場を決めた背景には,今回のコンテストで優勝したことにより,オリンピア 2021の出場権を獲得していたこともあり,私個人的には正直,「どうなんだろ」と感じてしまいました.
2位:Regan Grimes
2位はRegan Grimesでした.
Regan Grimesは,なんらかのコンテストに出場する準備をしているという噂があったのですが,その噂通り,今回,Regan Grimesは飛び込みの参戦だった様です.そのため,若干仕上がりがソフトな感じがあるのですが,これについては,オリンピア 2020での課題ですね.
2021/02/21追記:
Regan Grimesのオリンピア 2020は成績自体は奮いませんでしたが,しっかりと課題を確認することができたコンテストだったと思います.ルーマニアンプロ 2020で優勝し,オリンピア 2021の出場権を獲得している2021年は,年間を通してオリンピア 2021への準備ができるため,身体をどれだけ改善してくるかに注目が集まります.
3位:Marc Hector
3位はMarc Hectorでした.
上位二選手と比較すると,やはりサイズ,コンディション共に課題が見受けられますが,それを以てしても,長い手足,細いウエストは非常に魅力的であり,将来性が豊かな選手であると感じました.しっかりと仕上げられれば,パトリックムーアの様な選手になる可能性があり,だからこそ,コンディションをもっと突き詰められると良いのかなと感じました.
終わりに…
今回のコンテストですが,イギリスのイングランド地方でロックダウンに入ることから,週末に開催が予定されていたコンテストが急遽前倒しで行われた様な形になりました (もはや,出場している選手がマスクさえしていないのは感染予防という観点でどうなんでしょうか.).
そのため,出場した選手は非常に難しかったと思われ,確かに出場した選手のコンディションを見ると,調整に苦慮したのが見受けられますね.