チャールズグラスが勧める4つのトレーニング方法

“Trainer of Champions”の愛称のCharles Glass (チャールズグラス)は,各種トレーニング方法に精通しており,彼は,クライアントの骨格を見ただけでクライアントに最も適するトーレニングを考案するということでも有名です

そんなチャールズグラスが筋肉を発達させる上で有効な4つのトレーニング方法について述べている動画を見つけたため,皆さんとシェアしたいと思います.

チャールズグラスがオススメの4つのトレーニング方法について紹介した動画

チャールズグラスがオススメの4つのトレーニング方法について紹介した動画ですが,以下の動画によります.

動画の作製元は,チャールズグラスのyoutubeチャンネルになります.

今回の動画は,9:46とやや長めの動画になります.この動画が撮影されているのは,チャールズグラスの活動拠点の一つであるゴールドジム Venniceになります.

チャールズグラスがオススメの4つのトレーニング方法

チャールズグラスがオススメの4つのトレーニング方法ですが,Two-Step Rep,Forced Reps (フォースドレップ),SuperSet (スーパーセット),21’s Method (21レップ法)になります.

Two-Step Rep

Two-Step Repは,恐らく,二段レップ法と訳すのが正しいと思われます.と言う位,調べても中々ヒットしないため,チャールズグラス自身が解説した動画が以下になります.

動画の作製元は,チャールズグラスのyoutubeチャンネルになります.

この動画で明らかな通り,Two-Step Repは,ボトムポジションから中間ポジションまで挙げ静止し,そこからトップポジションまで上げるエクササイズになります.基本のエクササイズでは,ボトムポジションからトップポジションまで止まらないで実施しますが,中間ポジションで静止するためにはウェイトをしっかりとコントロールする必要がありますし.動作途中ですから負荷が抜けているということはありません

私も,この方法は,かなり昔に自重トレーニングを実施しているときに取り入れたことがありますが非常にきついトレーニング方法であり,取り入れるとかなり有意義なエクササイズになります.

Forced Reps (フォースドレップ)

Forced Reps (フォースドレップ)は,限界が来たら自分自身,もしくは他の人の補助を借りてレップを続けるトレーニング方法になります.

動画の作製元は,チャールズグラスのyoutubeチャンネルになります.

フォースドレップで実施することで,限界を超えてもトレーニングを実施することができ,対象部位を追い込むことができます.

フォースドレップは,ユニラテラルトレーニングをしているときは,自分自身で補助を入れることができますが,バイラテラルトレーニングをしているときは補助者が必要です.ここで,補助者がトレーニングレベルが非常に重要です.補助者が強すぎもせず,弱すぎもしないちょうど良いアシスタントをする必要があり,これにより,補助者はかなりのトレーニングレベルが要求されます.

SuperSet (スーパーセット)

SuperSet (スーパーセット)は,2種目をインターバルなしで続けて行うトレーニング方法になります.

動画の作製元は,チャールズグラスのyoutubeチャンネルになります.

動画の中では,ドラッグカールとスミスマシンナロープレスのスーパーセットを行っており,これは上腕二頭筋と上腕三頭筋という拮抗筋のスーパーセットになりますが,2種目連続で同じ部位を刺激しても問題ありません.

スーパーセット法のメリットは,時間を短縮できるということにありますが,同時に多くのマシン,ダンベル,バーベルを占有してしまうことから日本のジムではあまりオススメできません

21’s Method (21レップ法)

21’s Method (21レップ法)は,ショートレンジ,ミッドレンジ,フルレンジで7回ずつ行うトレーニング方法であり,ミスターオリンピアを8連覇したRonnie Coleman (ロニーコールマン)が取り入れていたトレーニング方法として非常に有名です.

動画の作成元は,Dharani Prabhuというyoutubeチャンネルになります.

今回のローニーコールマンの21レップ法では,ボトムからのパーシャルレップで7回,トップからのパーシャルレップで7回,最後にフルレンジでの7回での21レップ法を行っています.この順番に関しては,厳密な決まりはありませんが,最初にフルレンジでやると言う人はあまり見たことがありません.一般的にはショートレンジからフルレンジと言う様な順番で実施します.

本手法のメリットですが,様々なレンジのトレーニングを行うことで筋繊維を満遍なく刺激できるという点にがあります.

これだけ聞くと色々なエクササイズに応用できそうな気もするのですが,個人的には,EZバーカール以外,あまり見たことがない気がします.

終わりに…

今回,Two-Step Repについて,名前だけ聞いてもいまいちわからなかったのですが,実際に動画を見ると「なるほど」と思い,今度,改めてトレーニングに取り入れてみようと感じました.

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