クリスバムステッドのスクワットがハイボリュームすぎる件について

皆さんはクリスバムステッドをご存知でしょうか.

クリスバムステッドはクラシックフィジークのトッププロです.私も,そこまでクラシックフィジークの選手に精通しているわけではないのですが,偶然youtubeで見つけた彼のトレーニングが凄すぎてから彼に注目しています.

そんな彼のスクワットがハイボリュームすぎるので皆さんにシェアさせて頂きます.

クリスバムステッドとは

クリスバムステッドは,1994年生まれのカナダ人のプロボディビルダーであり,身長は185 cm,体重が約93-100 kgとなっています.こうしてみると,ボディビルディングのカテゴリーの選手と比較すると身長がかなり高いことが言えます.

彼はクラシックフィジークの選手で,2018年のミスターオリンピアではクラシックフィジークの部門において2位だったトップ選手です.2017年のオリンピアでも2位であったため,2019年のオリンピアでは是非とも初優勝を狙っているでしょう.しかも,両年ともにBreon Ansleyに1点差で敗れており,彼らの戦いはオリンピアの歴史の中でも指折りの名勝負と言っても過言ではないと思います.

 

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彼は,元々はボディビルの選手だった様で,彼のバルキーな身体はその当時から培われてきたものであると思われます.

 

こうしてみると,ボディビルでは上半身が少々バルク不足かなと思いますが,特筆すべきは下半身でしょう.太ももに,大蛇が住んでいるのかという様な感じになっています笑.脚も長く,まるで,アーノルド・シュワルツネッガーみたいな選手ですね.

2020/01/15追記:

オリンピア 2019では遂に彼の宿敵であるBreon Ansleyを破り初優勝を飾りました!ただ,その差またもや一点差と,やはり,クラシックフィジークというカテゴリーではクリスバムステッドとBreon Ansleyという2選手は飛び抜けており,両者の実力は拮抗しています.

クリスバムステッドの脚トレの動画

クリスバムステッドの脚トレの動画動画は以下になります.

彼のインスタグラムを見て思ったのですが,スクワットが結構多いんですよね.恐らく,彼自身も彼の太ももを見れば推察できる通り,脚は得意部位であり,スクワットは得意種目なのでしょう (スクワットの前の種目のレッグエクステンションもフルスタックでかなり正確なフォームでやっていますし….).

彼のスクワットですが,外国人の選手には珍しくセット位置はローバーですね.ただ,日本人選手のローバースクワットと異なり,上体の前傾角度が浅く,腰にかかる負担は少なそうです.ボトムは,床と太ももが平行になるのを恐らく目安としていると考えられます足幅は,肩幅くらいでつま先は若干外めと一般的なフォームのスクワットです.

私が驚愕したのは,扱っている重量とレップ数です.動画で確認する限り,恐らく220kgで6回を行っています.クラシックフィジークのトップレベルになると,クラシックフィジークもボディビルも扱う重量は大した差がなくなるのだなと思いました.

あと,珍しいなと思ったのが,スクワットシューズを履いている点です.

スクワットシューズは,かかと部分が厚くなってスクワットの姿勢をより取りやすくしたものですが,あまり,ボディメイキングをしている人が履いている印象はあまりありません.特に,外国人の選手で履いている人を見たことがなかったため,クリスバムステッドが履いているのはちょっとした驚きでした.

終わりに…

今回は,クリスバムステッドのスクワットに注目しましたが,彼のトレーニングは他もすごいボリュームです (クリスバムステッドのトレーニングの特徴として,とにかく高重量を丁寧に扱うという印象があります.).

現段階でかなり仕上がっているため,オリンピアでの活躍が楽しみな選手ですね!

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