ストロングマンの伝説的な選手の一人であるEddie Hall (エディーホール)は，人類で初めて500 kgのデッドリフトを上げたことで有名です．
そんなエディホールが，デッドリフトの人類の到達点について言及している動画を見つけたため，皆さんとシェアしたいと思います！
エディホールが600 kgのデッドリフトについて語った動画
エディホールが600 kgのデッドリフトについて語った動画ですが，以下の動画になります．
動画の作成元は，エディホールのyoutubeチャンネルになります．
動画のサムネイルは，エディホールとHafþór Júlíus Björnsson (ハフソーユリウスビョルンソン)です．この二人は，今回のデッドリフトの話にも関係しているのですが，因縁深く，この因縁に決着をつけるべくボクシング対決を予定していましたが，エディーホールの怪我によって延期になっています．
今回の動画は，19:48の長さであり，エディホールが様々な質問に答えるという形式をとっており，その中で，彼が600 kgのデッドリフトの可否について答えています．
エディホールが語る600 kgデッドリフトの可否
今回の動画において，エディホールは600 kgのデッドリフトの可能性について以下の様に言及しています．
Wow. Well, you know what, I mean people said the 500kg deadlift was impossible. Bear in mind, the world record is 37kg off the world record, from when people were saying that. This is 100kg on top of that.
Now I’m not going to sit here and say it’s going to be impossible. I’m not going to say that. Because we don’t know what advances in technologies and whatever else is going to come out of the woodwork in the future.
Who knows. An Absolute freak may be born, another Andre The Giant may be born, 10-foot tall with a 1000lbs of bodyweight and it’ll just come and lift it with one arm. You just never know. Never put a limit on what the human body can do.”
500kgのデッドリフトは不可能だと言われていました．心に留めておいてほしいのは，みんながそう言っていた頃の世界記録とは37kgの差があったということ．今回はその上の100kgです．
私はここにただ座って不可能だとは言いません．そんなことを言うつもりはありません． なぜなら，技術の進歩やその他の何かが，将来的にどんな風に出てくるかわからないからです．
誰にもわからない．絶対的なフリークが生まれるかもしれないし，もう一人のアンドレ・ザ・ジャイアントが生まれるかもしれない．身長10フィート，体重1000ポンドで，それを片腕で持ち上げるようなのが来るかもしれない．わからないものです．人間の体ができることに制限をかけてはいけません．
冒頭でも述べました通り，エディホールは500 kgのデッドリフトを挙上した最初の人類であり，今回の動画から分かるのは，当時，世界記録よりも37 kgも重い重量を扱ったということです．これは，素人目線から見てもとんでもない挑戦であり，しかも，それを成功させてしまうというのがすごいですよね．
当時，500 kgのデッドリフトは不可能と思われてきた中で，エディホールが成し遂げたということは，今後も彼以上の存在が出てくる可能性は十分あり，デッドリフトの到達点が500 kgではないということに言及しています．
その例えとして挙げられているのが，故Andre The Giantです
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彼は全盛期には身長が約223 cmに対して，体重が236 kgあったということであり，これは，大柄な選手が多いとい言われているストロングマンの選手と比較してもかなり大柄であり，こういった選手がきちんとしたトレーニングを積めば，デッドリフトで500 kgを突破するのも不可能ではないということなのでしょう．
終わりに…
確かに，非常に大柄な選手がトレーニングを積めば600 kgのデッドリフトでも実施できそう気がしますが，このレベルになると，引いた時に腕が抜けてしまいそうですよね．
となると，人間の限界値というのが気になるところですが，これも，将来になってみないとわからないということですね．
