ビッグラミー,ウィリアムボナック,デキスタージャクソン等が出場予定であり,近年稀に見る豪華なラインナップであるのがアーノルドクラシック 2020 in コロンバスになります.
アーノルドクラシック 2020 in コロンバスの出場予定だったローリーウィンクラーですが,残念ながらどうやら欠場を決めた様です.
今回はこのニュースについて皆さんとシェアさせて頂きます.
ローリーウィンクラー,アーノルドクラシック欠場
ローリーウィンクラーがアーノルドクラシックを欠場するという情報は以下の動画からになります.
相変わらず,ローリーウィンクラーは自身のインスタグラムを頻繁に更新してくれないため,第三者の動画になります.
ローリーウィンクラーがアーノルドクラシックを欠場する理由
動画で述べられているものも含め,ローリーが今回欠場を決めたのには以下の点があると思います.
- 家族との時間を増やすため
- オリンピアに焦点を合わせるため
家族との時間を増やすため
まず,挙げられる理由が,家族との時間を増やすためです.
ご存知の方も多いですが,ローリーウィンクラーはオランダ出身のボディビルダーですが,活動拠点をクウェートに移して,Oxygen Gymで厳しいトレーニングを続けています.プロボディビルダーのコンテスト準備は,およそ15週間前くらいから始めることが多く,そうなると,3月初旬のアーノルドクラシックに照準を合わせるためには12月の中旬くらいからクウェート入りする必要があります.
これに加えて,IFBBプロの最大のコンテストであるミスターオリンピアは毎年,9月の中旬に行われるため,これに照準を合わせるためには5月末からクウェート入りする必要があります.
以上は,あくまでも大会前15週間はクウェートにいるということが前提ですが,実際には,それ以上の期間をトレーニングでクウェートで過ごしている可能性があります.また,オフシーズンはプロですから,スポンサー企業のPRのために世界各地に赴く必要があります.
以上を考慮に入れると,実質,ローリーが家族と過ごせている時間というのは年に3ヶ月程度しかなく,それを少しでも長くするために今回の欠場を決めたのは十分に想像できます.
実際に,ローリーが投稿した以下の投稿からも家族との時間を増やしたいのかなということが推し量れます.
オリンピアに照準を合わせるため
次に,オリンピアに照準を合わせるという理由が挙げられます.
IFBBプロの中でも,本当のトップ選手になると,年間にミスターオリンピアしか出場しないという選手も何人かいるため (フィルヒース,フレックスルイス等が挙げられます.),それに倣った形だと思われます.
2つの大きな大会で身体をピークを持ってくることは簡単ではなく,実際に,近年でアーノルドクラシックとミスターオリンピアを同時に獲得したのは昨年のブランドンカリーくらいです.
と考えると,ローリーウィンクラーは完全にミスターオリンピアに照準を合わせてきているのだと考えられますね.
昨年までのローリーを考えると,アーノルドクラシックでの仕上がりが毎年,非常に甘いため,そのことを考えると,アーノルドクラシックに出場する意義がないと感じたのかもしれませんね.
(出場すれば,「コンディションが甘い」とバッシングを受け,出場しなければ「なぜ出場しないのか」となるとは,やはり人気選手の宿命ですね….)
終わりに…
少々前から,「ローリーウィンクラーはアーノルドクラシックを欠場するのでは」と言われていましたが,やはり欠場することになった様ですね.インスタグラムを見る限りでは,順調にトレーニングを続けていた様なので,やはり残念です.
ただ,大きな怪我で欠場ということではないため,オリンピアでの活躍に期待です!