オリンピア 2020,アメリカ国籍以外の選手の渡航を援助

オリンピア 2020 海外選手出場

2020年の年末に行われるミスターオリンピア 2020ですが,海外国籍の選手のアメリカへの渡航を援助する計画がある様です.

今回は,このニュースを皆さんとシェアしたいと思います!

オリンピア,海外選手の渡航を援助

ミスターオリンピア 2020で海外選手の渡航を援助するという話ですが,以下のミスターオリンピアの主催者側のインスタグラムの投稿によるものです.

今回の投稿では,以下の様に記されています.

To all Qualified Non-U.S. athletes competing in the 2020 Olympia: Please contact the IFBB Professional League office if you need assistance entering the United States to compete in December’s event. 

( = ミスターオリンピア 2020に出場予定の非アメリカ国籍の選手は,もしミスターオリンピアに出場するという理由でアメリカへの入国するための援助が欲しければ,IFBBプロフェッショナルリーグのオフィスに連絡をしてください.)

すなわち,アメリカ国籍を所有していなくても,ミスターオリンピアに出場するという目的で事前に手続きを行っておけば入国できる可能性が高いということです.

オリンピアの主催者が渡航を援助するという意味

今回,ミスターオリンピアの主催者側が出場者の渡航を援助するということは,新型コロナウイルスの影響で.アメリカへの入国は厳しく管理されているということが背景にあります

記事を書いている現在 (2020/09/02)現在で,男子のオープンクラスに限って見ると,アメリカ国籍を有していない選手は,ウィリアムボナック,ローリーウィンクラー,Hadi Choopan,Nathan DeAshaの4選手おります.これを全てのカテゴリーに拡張すると,かなりの数の選手がアメリカ国籍を有していないことになるため,今回の施策がなければミスターオリンピアに出場する以前に,「アメリカに入国できない」という問題が発生したと考えられるため,かなりの英断だと思います.

オリンピア 2020において,この様な思い切った行動をとったこととしては,近年のミスターオリンピアと比較して,ミスターオリンピア 2020が非常に特別なものになる可能性が高いためだと思います.この理由としては,「オリンピアの利権が新たな人に渡った最初のオリンピア」,「ミスオリンピアの復活」,「レジェンド,アイリスカイルのカムバック」「レジェンド,デキスタージャクソンの引退」,「フィルヒースのカムバック」など興行的に盛り沢山であり (その他にも,「フレックスルイスのオープンクラスへの復帰」,「ジェレミーブエンディアの復帰可能性」などもありますね.),そこに,「コロナウイルスの影響で出場選手が制限されます」という様な事態が起これば,興業として面白みがなくなってしまうからでしょう.

終わりに…

今回の判断は,一ファンの立場からすると非常に優れていると感じました.オープンクラスに限って言えば,フィルヒースが復帰することが決まり,「真のチャンピオンを決めるという戦いで」,入国拒否により出場できなかったというのではあまりにもお粗末ですからね.

とにかく,ミスターオリンピア 2020が楽しみです!

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